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UPDATE|2020/02/04

クロちゃん元Pから豆柴の大群へ「もう一度、僕にプロデュースをやらせてほしい」

クロちゃん

バラエティ番組ではドッキリをかけまくられ、ネットではなにかと炎上……と今一番バズってる芸人クロちゃんが、大好きな「アイドル文化」についてお題に沿って語ります。今回のテーマは「豆柴の大群」。バラエティ番組『水曜日のダウンタウン』(TBS系)による企画「MONSTER IDOL」でのことをクロちゃんが本音で語る。


まずは、「豆柴の大群」についてざっくりとおさらい。『水曜日のダウンタウン』(TBS系列)で、クロちゃんをプロデューサーとするアイドルグループ結成プロジェクト「MONSTER IDOL」が始まったのは昨年11月のこと。BiSHなどが所属するWACKの全面協力のもと、クロちゃんはメンバーの純粋な気持ちを弄ぶように悪徳の限りを尽くしていく。メンバー決定後、「豆柴の大群」と名づけられたグループは1stシングル『りスタート』を緊急発売。しかも本作はクロちゃんプロデューサーを「続行ver.」「解任ver.」「解任&罰ver.」と3種類同時発売し、もっとも売れた形態で今後を決めることとなった。それまでスパイ活動や洗脳工作などによって視聴者の怒りを買っていたクロちゃんは、結果としてプロデューサーの座を追われて罰を受けるハメに。現在は落選したカエデフェニックスを含めた5人で活動を続けている。

     *     *     *

いや~、参りました。今回、豆柴の大群プロデューサーを外された件は率直に言ってア然としましたよ。起こってはいけないことが現実に起こってしまった。でも逆にもうプロデューサーでないということは、何を言っても自由という立場ですからね。今回はテレビで放送されなかった思いも含めて、忖度抜きで洗いざらいブチまけてやろうと思います。

まず何といっても批判を浴びたのは、カエデ(フェニックス)を落とした件。でも、これには明確な理由があるんです。僕は1人の男としてカエデとつき合いたかったから、メンバーにはできないと伝えた。でも、それって変なことですか? むしろプロデューサーとして誠実な態度を貫いたんですけどね。逆に僕はみんなに聞きたい。自分が応援しているメンバーが、スタッフと男女関係になったらどう思います? 嫌でしょ、普通に。僕だってアイドル好きだから、そのへんのファン心理はよく分かっているつもりです。

それからカエデの歌とダンスがスキル的に足りていなかったのも事実。今回はお披露目まで時間がないことが最初から分かっていたから、時間をかけて育成するわけにはいかなかった。即戦力以外は外さざるをえなかったんです。現に彼女は年末年始に『カウントダウンTV』や『WACKなりの甲子園』に出演すると、ファンの一部からは実力不足だという声もあがったみたいです。アイドルは総合競技だから、どこに力点を置くかというのは運営によって違ってきますよね。でも僕は過去にアイドルを目指していたこともあって、きちんと歌えて踊れる子じゃないとダメだという考えなんです。可愛いだけのメンバーでは、僕の考える理想のグループにはならないんですよ。だけど、カエデが入った今は、これから成長過程がたくさん見られるので、そこも楽しみたいと思います。アイドルの伸び代は無限大ですからね!

CREDIT

取材・文/小野田衛


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