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UPDATE|2020/02/06

元祖”日本一かわいい女子高生”佐山彩香「グラビアは私に人生を教えてくれた」

撮影/松山勇樹(インタビューカット)、佐賀章広(写真集カット)


──10年間を捧げてきたグラビアの仕事って、佐山さんにとってはどういうものだったのでしょう?

佐山 ……「人生の学び舎」でしょうか。一度もアルバイト経験がない私が、大人から仕事への向き合い方や挨拶などの礼儀を学び、同じ仕事を通じて友だちもでき人間関係の構築の仕方も学んで。佐山彩香という人間を育ててくれたのはグラビアだったと言っても過言ではありません。

──生活の軸であったグラビア引退から約4ヶ月、生活や心情に変化は起きていますか?

佐山 はい。やはり最初の1、2ヶ月は大切なものを失った状態なので、ポカ~ンと空白が出来ていたのですが、ここ最近になって「これからなんでもできる! なんでもやっていい!!」という気持ちが強くなってきました。今までは何をやるにしても“グラビアアイドルとして”の意識が頭についていて、「服装はアイドルっぽくいよう」、「髪の色はなるべく抑えめに」みたいに、色々と制限していたんですね。それが今は全部外れちゃったわけです。とにかく何でもできるな! という前向きな姿勢です。まずは金髪にしてみようかな? なんて考えたりしています(笑)。

──食生活はどうですか? 肌を見せなければいけない分、食事制限も相当されていたでしょうから、随分変わったかと。

佐山 食生活が真っ先に変りましたね。一番ヤバイかも(笑)! 今までは撮影が決まると当日までに身体を絞ろうと制限していたり、太ってきたら「戻さなきゃ!」と意識が向いていたのですが、今はもう「太ってきたなぁ……まぁ、いいか!」ってなってきています(照笑)。

──危ない!

佐山 ブレーキ、どこかでかけないと。本当に食べるのが大好きなので、グラビアをやっていたことで保たれていたものが一気に崩れそうで、本当に怖い。これからは自分との戦いが大切になっていきそう(笑)。
AUTHOR

田口 俊輔


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