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UPDATE|2020/02/09

丸川珠代・元 東京オリパラ担当大臣「東京だけではない、日本のオリンピックにするために」

左から井上咲楽、丸川珠代 撮影/松山勇樹

「栃木県生まれの眉毛ガール」井上咲楽の政治家対談、今回は環境大臣や東京オリンピック・パラリンピック担当大臣などを歴任してきた丸川珠代議員が登場。トップ当選を果たしても変わらない、議員としての心得とは。


※取材は2020年1月8日に行いました

井上 昨年の参議院選挙のとき、亀戸での街頭演説の後、丸川さんに直撃取材させていただきました。

丸川 そうか! あのときにいらしていたんですね。ありがとうございました。選挙中だったからものすごくバタバタだったでしょう。あんまりゆっくりお話する余裕もなくて、申し訳ありませんでした。でも、すごくしっかりした質問をされるから、素晴らしいなと思っていました。井上さんは今おいくつなんですか?

井上 去年20歳になりました。

丸川 20歳! 有権者3年目かあ。我々、バブル世代は20歳の頃、もっとこう、のんびりふわふわしていたので驚きです。若い人は楽しく、楽しく世の中を生きることに力を傾けて、真剣に政治のことや自分の人生がどうなるかなんて心配はあんまりしてなかったかもしれない。ただ、私は平成5年にテレビ朝日に入社したんですけど、だんだん就職の状況が厳しくなっていました。私の大学でも、就職浪人をする人がいましたから。

井上 東大生でもですか!

丸川 そう! もちろん、本人の選択の自由ですから、余裕があっての浪人だったかもしれないけど。確かに、就職氷河期の始まりで、うちは主人(衆議院議員の大塚拓氏)が2つ下なんですけど、そのくらいから本格的になって……。でもそれも、井上さんにしてみるとはるか昔の話よね?

井上 私、’99年生まれです。

丸川 うわ! じゃあ、就職氷河期が始まった頃はまだ生まれてないんだ。ということは、私はお母さんでもおかしくないってことですね……。ショック。うちはまだ子どもが7歳なんです。私は結婚も含め、いろんな意味でタイミングがズレてはいるんですけど。

井上 私も妹が下に3人いて、一番下が9歳です。

丸川 2歳しか違わないんだ。出身は東京ですか?

井上 生まれは栃木ですが、今は東京に住んでいます。

丸川 栃木のどちら?

井上 益子町というところで……。

丸川 焼き物の町だ。

井上 そうです! 益子焼で有名な益子町です。

丸川 いつから東京においでになったんですか?

井上 東京に住み始めたのは、18歳のときですね。地元の高校を卒業するまでは、お仕事のたびに益子から通っていました。

丸川 通いで仕事をしていたの!?

井上 はい(笑)。でも、その頃はまだそんなに仕事も多くなかったのでなんとかなっていました。

丸川 でも、大変だったでしょう?

井上 最後の方はちょっとだけ大変でした。今、お話させていただいていても感じますし、参院選のときも思ったんですけど、丸川さんは人と会話するときの向き合い方がすごく丁寧ですよね。

丸川 ありがとうございます。

井上 もちろん、街頭で会う有権者の方への接し方もとても丁寧で、取材しながら、やっぱり当選される方は違う! と思ったんです。

CREDIT

取材・文/佐口賢作 撮影/松山勇樹


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