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UPDATE|2020/02/09

アナウンサーから国会へ… 丸川珠代議員がビートたけしからされたスカウトとは?

左から井上咲楽、丸川珠代 撮影/松山勇樹

「栃木県ファミリ眉毛ガール」井上咲楽の政治家対談。今回は、環境大臣や東京オリンピック・パラリンピック担当大臣などを歴任してきた丸川珠代議員登場回のうち、『月刊ENTAME』には掲載しきれなかった“よりディープな”政治トークをweb限定版として公開。アナウンサーから議員へと転職する前にされた、ある人からのスカウトとは?

※取材は2020年1月8日に行いました

井上 丸川さんはアナウンサー時代、『ビートたけしのTVタックル』に出演されていたとき、ビートたけしさんから「芸人にならないか」と誘われたと聞きました。

丸川 何で知っているの(笑)? 私、どこかで言ったのかな。

井上 雑誌の記事で読みました。

丸川 そうなんですね。これは本当の話で、たけしさんは普段、すごくシャイなんですよ。女性の共演者やスタッフは基本、全員「ねえちゃん」。照れくさいのか、名前は読んでくださらないんです。それでも番組中に一回だけ、「たまかわさん」と言ってくれたことがあって(笑)。

井上 惜しい(笑)!

丸川 そのたけしさんが、番組の忘年会のさなかに「ねえちゃん、芸人になんないかい?」と言ってくださったんです。

井上 すごいですね。

丸川 でも、あまりに急なことだったんで、びっくりしてしまって。どうリアクションしていいかわからなくて、素の反応になってしまったんですよ。

井上 というと?

丸川 「芸人ですか?」って(笑)。時々、もっといい切り返しをしたかったなと思うんです。

井上 でも、たけしさんに誘われるくらいですから、フリーになってバラエティをやってみようかな……とは思いませんでしたか?

丸川 私が番組で笑ってもらえているのは、たけしさんがすごいからだと分かっていましたから。本当にたけしさんって千手観音みたいな方で。どんなに滑って転んだ話も拾って面白くしてくださるんです。一応、台本はありましたけど、このくらいの間合いで言えば面白いかな? といった判断は自分でするので、しょっちゅう「ああ、しまった!」「うわー、今、ちょっと面白くなかったかも」と思う場面があるんです。それでもたけしさんは、最大の笑いに変えてくださる方なんですよ。

井上 なるほど。

丸川 だから、私なんかに芸人なんて、とんでもないと思っていました。

CREDIT

取材・文/佐口賢作 撮影/松山勇樹


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