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UPDATE|2020/02/16

元アンジュルム・和田彩花がソロとして歩んだ半年間「作詞をしてみて、改めてつんく♂さんのすごさを実感」

和田彩花 撮影/河野優太



──最後に4つのワードテーマを出しますので、それに対してパッと思いついたことを聞かせてください。まずは「愛」です。

和田 愛って小さい頃から誰もが共通で知っている言葉ですけど、それがどの感情を表すかは分からなかったんです。使うのも恥ずかしかったんですけど、20歳を過ぎて、アンジュルム卒業間近になって普通に口にするようになりました。メンバーそれぞれ本当にバラバラな個性があって、その差を埋めるときに愛が必要だなと気付いたんですよね。愛があれば人の差は埋まるんだなと。だけど、愛が素晴らしいのかどうかは分からない。どんな相手でもすべてをさらけ出すのは難しいですし、愛を保つためには素直な気持ちのままではいられない。どうしても自分のわがままも出てしまうでしょうしね。とは言っても、雨子さんに「何でも愛で片付けてしまったら思考停止する」と言われたこともあるんですけど(笑)。

──続いては「平和」です。

和田 私の最大の目標は世界平和なんです。戦争がない時代でも、みんなが幸せに生きているわけじゃないし、どこかで悲しい思いをして生きているわけじゃないですか。そういうのが少なくなって、なるべくみんなが一緒に生きていけたらいいなというのが願いなんです。そのメッセージを、音楽を通して自分なりに表現することが大切かなと思います。

──続いて「革命」。

和田 私は大学院で画家の(エドゥアール・)マネを勉強しているんですが、よくマネは革命的と言われます。確かにマネは西洋絵画史を大きく展開させましたけど、本人的には革命の意識はなかったと思うんです。伝統的な絵画を学ぶ過程で、自然と新しい表現を発見したんだろうなと。私も尖ったところがあるって言われるんですけど、別に変えたいとか革命を起こしたいからやっているわけじゃありません。疑問や気付きは伝統と向き合うことで沸き上がるものですし、それが結果とて革命的になることもマネに学びました。

──最後は「怒り」です。

和田 アンジュルム時代、怒りは私の原動力でした。毎日が怒りでしたね(笑)。いる場所が違ったなって思うんですよ。私は保守的な場所にいると壁に感じるというか、閉塞感があったんです。常にそういうものを感じていて、それを怒りに変えて表現していたときがあります。今は自由奔放に何でもやれる環境だから怒りはないので、それでいいのかな? って思う気持ちもあります。ただ、いろんなことに対する関心は広くなって、今まで以上に世界情勢にも目を向けるようになりました。もちろん今でも自分の合わないものと対面したときに怒りはあります。性格が真逆で合わない人もいます。ただ、そういう感情を歌詞にすることで心を整理して、どういうことなんだろうって考えるきっかけにもなっていますね。

(取材・文/猪口貴裕)

▽和田彩花(わだ・あやか)
1994年8月1日生まれ、群馬県出身。2009年にスマイレージ(のちにアンジュルムに改名)の初期メンバーに選出。2019年にアンジュルムおよびハロー!プロジェクトを卒業。現在はソロアイドルとして、活動の幅を広げている。
Twitter:@ayakawada
Instagram:@ayaka.wada.official

「和田彩花ライブツアー前2021─この気持ちの先にあるものはなに?─」
2月24日(月・祝) Zepp Nagoya (愛知) 開場17:00/開演18:00
3月7日(土) Zepp Osaka Bayside (大阪) 開場16:30/開演17:30
3月12日(木) Zepp Tokyo (東京) 開場18:00/開演19:00
CREDIT

取材・文/猪口貴裕 撮影/河野優太

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