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UPDATE|2020/03/04

ボーイッシュ美少女・西野千明「スカートを履くのも恥ずかしかった私がアイドルになったワケ」

真っ白なキャンバス・西野千明 撮影/平松大輔

3月18日(水)にシングル『桜色カメラロール』でメジャーデビューをする真っ白なキャンバス(通称:白キャン)。6人のメンバーがグループに加入した経緯はそれぞれまったく違う。「以前、違うグループでアイドル活動をしていた」「竹下通りでスカウトされた」「ずっとアイドルが好きだった」……。中でも、数年前までは自分がアイドルになる姿など想像もつかなかったというのが、結成から1年後にグループに加入した西野千明だ。



子供の頃から「男の子みたい」と言われて育った彼女は、いつしか自身もそうなりたいと思うようになった。学校の制服以外でスカートを履いたことはなかった。女の子的なもの、アイドルに憧れたこともなかった。

そんな彼女は今、衣装のスカートを履き、ステージ上で歌っている。今でも私服でスカートを履くのは少し抵抗があるという彼女に、アイドルになったきっかけとこの1年での心境の変化を聞いた。

     *     *     *

──まずは子供の頃のお話からお聞きしたいのですが、小学生の頃どんな子でした?

西野 髪の毛を短く切って、運動ばかりしている小学生でした。帰りのホームルームで「○○公園で遊ぶので、来れる人は来てください」って言われたら絶対に行くみたいな、外で遊ぶのが好きな子でした。

──習い事は何かしていたんですか?

西野 書道を14年間やっていました。金賞を獲ったりしていましたね。

──では中学生では書道部に?

西野 入りたかったんですが、お姉ちゃんの影響でバドミントン部に入っちゃったんです。でもバドミントンは全然できなくて嫌でしたね(笑)。高校では書道部に入りました。ただ、習い事でも書道をしていたので、部活と習い事の活動日が被ってしまっていて、あんまり部活に行けてなかったです。

──書道は熱が入っていますね。

西野 書いていると落ち着くんです。勉強や友達のことで悩んでいると、それが字にも現れてきちゃうんです。なので、心が乱れている時は「あ、帰ります」と言って帰っていました(笑)。そういう風に自分のペースでやれていたからこそ、続いたのかもしれないですね。
AUTHOR

鳥羽 竜世


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