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UPDATE|2020/03/05

西野未姫、全力ダイエットを語る「アイドル時代 “激太り”って書かれるとさらに食べるように」

西野未姫


──バラエティか正統派アイドルかの葛藤みたいなものがあったんですか?

西野 葛藤も何もなく自然の流れでそうなっちゃいました。バラエティ班になったこと自体は嫌じゃなかったんですけど、やっぱり同期(AKB48第14期生)の小嶋真子ちゃんや岡田奈々ちゃんに比べたら全然人気がないから、どんどんポジションが下がっていって。一人暮らしを始めてから外食が増えたのもありますし、どんどん太っていきました。

──運営から注意はされたりは?

西野 そこは自己責任ですから。言われないですけど、ポジションは落ちていくので、食べることでストレス発散をしていました。どんどん衣装も入らなくなって、衣装さんに「もうちょっと痩せてね」と言われるようになり、デブと分かっていても痩せられない。劇場公演の生配信を観ると、すごくデブで、それをスクショされて「激太り」って2ちゃんねるにスレが立ち、それで落ち込んで、また食べちゃうんですよ。

──毎日、劇場公演もありますし、レッスンやリハーサルも入れると、それなりの運動量にも思えますが。

西野 異常に食べていたので痩せなかったです。

──初めてのダイエットはAKB48の卒業公演に向けて行ったそうですが、そもそも卒業するかしないかで悩んだりは?

西野 それほど悩むこともなく決心しました。アイドルじゃなくてバラエティ中心にやっていきたい気持ちもありましたし。ただ、むしろ卒業してからの方が引きずりましたね。

──というと?

西野 やっぱり辞めない方が良かったかな、また戻りたいなって、結構長い時間、AKB48に未練がありましたね。仕事が激減してお金もないし、しょうがなくバイトを始めて。卒業して2年近くはテレビに出ることもなかったですし、事務所の仕事は月に1回ぐらいで給料は4千円程度……。バイト以外の時間は暇でしたね。
AUTHOR

猪口 貴裕


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