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UPDATE|2014/03/25

メジャーデビュー決定の東京パフォーマンスドール、「ここがスタートライン、世界へと挑戦していきたい」

 昨年8月、演劇とライブを融合させた新感覚エンターテインメント公演「PLAY×LIVE『1×0』を開始して以来、着実にファンの支持を集めてきた新生・東京パフォーマンスドール(以下TPD)。6月11日、彼女たちが『BRAND NEW STORY』で、ついにCDデビューを果たす!

 記者会見では新曲の前に、メンバー紹介パフォーマンス『WE ARE TPD!!』を披露。橘二葉の瑞々しさ、小林晏夕のセクシーさ、飯田桜子の愛らしさ、浜崎香帆のクオリティの高さ、高嶋菜七の威風堂々……それぞれの個性が活きたソロダンスから、9人のシンクロニシティーへ。凛々しくも華やかなパフォーマンスを見せつけた。

 そして、『BRAND NEW STORY』を披露。序盤からアクロバットやY字バランスといった特技が同時多発する百花繚乱ぶりに圧倒される。上西星来&小林晏夕の女性らしさあふれる歌声、高嶋菜七&脇あかりの芯の強いボーカルも印象的。TPD旋風が「ここからはじまる」と感じさせるポジティブな曲だった。
 

メジャーデビューシングル『BRAND NEW STORY』ジャケット

【TPDとの質疑応答】

――『BRAND NEW STORY』を初披露してみてどうでしたか?

高嶋 はじめて仮歌を聴いた時は、本当に自分たちの曲なんだという実感がなかったんです。でも、この場で披露させてもらって、実感が湧いてきました。

上西 私たちは去年から歌とダンスをコラボさせたPLAY×LIVE『1×0』という公演をやらせていただいてきて、ようやくCDデビューできることがうれしくて。『BRAND NEW STORY』はすごく前向きになれる曲なので、より多くのみなさんに聴いてもらえたらうれしいと思います。

浜崎 この曲は仲間の絆や新しい扉を開ける人たちに向けてのメッセージソングになればいいなと思ってます。リリース週にはワールドカップも開催されるので、便乗というわけじゃないけど、日本中のみなさんに聴いてくれたらいいなと思ってます。

――14年ぶりに復活する『金田一少年の事件簿R』のオープニングテーマになったことはどう思いますか?

櫻井 再放送だと思うんですけど、アニメもドラマも観ていたので、タイアップの話を聞いた時はリアクションできないくらい驚きました。自分が観ていたアニメの主題歌が歌えるなんて信じられないし、大変光栄に思いました。

飯田 夕方17時30分という時間帯なので、家族そろってご飯を食べながら観てくださるとうれしいです。

最初に聞いた時は涙が出ました。TPDが主題歌を歌えることをうれしく思ってます。

――TPDは17年ぶりに復活、『金田一少年の事件簿R』は14年ぶりに復活。TPDは篠原涼子さんをはじめとした偉大な先輩がいて、金田一少年には偉大なおじいちゃんがいる。どこか縁があるように感じるんですが。

高嶋 私、ちょっとひらめいたんですよ。「じっちゃんの名にかけて!」という名セリフがあるので、私たちは「TPDの名にかけて!」(9人で指をさして)……ごめんなさい、言ってみたかったんです。

――古田新太さんのメッセージを聞いてどう思いました?

上西 いまから“競争”がはじまるので、メンバー全員、気を引き締めてがんばっていきたいと思ってます。みんな地元にキャンペーンで行かせてもらえたらうれしいなと思ってます。

小林 ここがスタートライン。唯一無二のガールズパフォーマンスグループとして、東京から全国、そして世界へと挑戦していきたいです。

櫻井 私たちはまだまだ未熟なので、ほかのグループさんにライブの極意を教えてもらい、もっともっとパフォーマンスのレベルを上げていきたいと思ってます。

――この春からチャレンジしてみたいことを教えてください。

高嶋 私たちはトーク力のほうが欠けてまして。芸能界でがんばっていくには面白いトークが必要かなと思うので、バラエティに出て「面白い」と思われるようになりたいです。

日本語だけでなく英語も話せるようになりたいです。

小林 今年から高校生になるんですけど、早起きのほうが苦手なので、目覚ましをかけて遅刻せずに学校にいけるようにがんばりたいです。

――数字という結果も出ますが、どこまで目指したいですか?

上西 上へ上へ目指すのは当たり前ですが、ひとりでも多くの方に聴いてもらえたらうれしいです。

高嶋 ベスト5と言っちゃっていいんですかね?……はい、目標はベスト5で!

――みなさんにとってライバルのグループは?

神宮 個人でもグループでも、ワンウェイを行きたいという思いがありまして。たくさんのグループがありますけど、私たちのワンウェイを歩いていきたいと思っております。

――対バンライブも控えてますが、自分たちの武器はどこだと思いますか?

高嶋 先代から受け継いだ、ノンストップでパフォーマンスする「ダンスサミット」を誇りに思っているので、そこは戦っていく時の武器になるのかなと思ってます。

上西 PLAY×LIVE『1×0』では演技もしているので、ライブでも歌ごとに「ここは猛獣のように」「ここは優しい気持ちで」とかテーマを決めて歌ってるんです。なので、メンバーの表現力や表情にも注目してほしいです。

――先代のTPDを観ていた方へのメッセージとこれからTPDを知る方へのメッセージをお願いします。

上西 先代のTPDの名に恥じないようにしっかりとしたパフォーマンスを見せていくのはもちろんなんですが、私たちの新しい色をつけていけたらいいなと思ってます。

高嶋 先日、先輩グループと対バンさせてただいて感じたところがたくさんあったので、たくさん学んで吸収していきたいです。TPDの色は失わずに新たな色を加えていいたいです。

――飯田桜子さんは唯一の東京都出身者ですが、楽屋ではいろんな方言が飛び交ってると思いますが、いまはどんな状況ですか?

飯田 博多弁と関西弁が混ざっていたり、TPD語みたいになってるんですよ。私もすっかり影響されちゃいました(笑)。

【古田新太メッセージコメント】

「私が、手塩にかけて育ててまいりました、東京パフォーマンスドールが、めでたくCD メジャーデビューの運びとなりました!苦節・・・半年(笑)。ようやく、ここがスタートラインということで。これまでは舞台やTV 番組(共演)で頑張ってやっていきましたが、ここからが競争です!これからは、“あのグループや”“あのグループ”“そしてあのグループなどと”凌ぎを削らなければいけなくなってきます。私も“先輩プロデューサーのあの方”に負けないように、いろいろな卑怯な手を使っていきたいと思っています(笑)。この業界は売れないと意味がありません。TPD は他のグループに負けないように、一生懸命頑張っていただきたいと思います。キャンペーンどこでも呼んでください。ダイエー、西友(SEIYU)、イオン(モール)、などなどいろんなところに行きますので(笑)。特に千葉の方から攻めていきたいと思います。全く戦略はないのですが(笑)。皆さま、東京パフォーマンスドールを何卒よろしくお願い致します」

(取材・文/大貫真之介)

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