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UPDATE|2020/03/18

AKB48 総監督・向井地美音&新センター・山内瑞葵(2)「いろいろ挑戦して話題に事欠かない年に」

左から山内瑞葵、向井地美音 撮影/武田敏将

本日18日(水)に57thシングル『失恋、ありがとう』をリリースしたAKB48。新センターに16期生の山内瑞葵を迎え、グループの新章が幕を開けようとしている。今回は、先日公開された(1)に続き、2020年のAKB48について語ってもらった。


>>(1)はこちら

──1月26日に山内さんはTDCホールでソロコンサートをやりました。センターに指名された直後、どんな気持ちで臨んだんですか?

山内 センターの発表があったときにはもうすべての準備が終わっていたので。セットリストもセンターを目指したいって気持ちで作っていて。

向井地 センターって知ってたら、魔法使いはやらなかった?

山内 そこはやります(笑)。

──実は魔法が使えたという内容のコンサートでしたもんね。

山内 こういう機会じゃないとできないと思うから絶対やりたいなって。最初はファンの方に魔法をかけたり、空を飛ぶとかして、魔法を使いすぎだって、海に落とされちゃうんです。そこで『回遊魚のキャパシティ』や、『ALIVE』のような試練を乗り越えるような曲をやって。

──『君はメロディ』が気になったんですが、あれはなぜセットリストに入れたんですか?

山内 私が尊敬している宮脇咲良さんのセンター曲で、ずっとやってみたいと思っていて。あと『恋するRibbon!』も、私はリボンが大好きで、去年のリクアワでHKT48さんが歌っているのを観ていいなと。

──アンコール以降はまたガラッと変わった感じでしたね。

山内 そこからは山内瑞葵を全面に出したコンサートにしようと思って。コンサートタイトルの“MY”Revolutionって、MIZUKI YAMAUCHIレボリューションって意味なので。

──山内瑞葵革命ですね!

山内 今年1年の目標にしていることなので、その第一歩として頑張ろうって思いました。

──あの日は、朝のコンサートが久保怜音さん、昼が山内さん、夜が小栗有以さんと、AKB48の次世代メンバーとして注目されている3人が出ましたけど、意識しました?

山内 あの日以外にも、各グループで注目されている若手メンバーが出ていたので意識はありましたね。自分のコンサートが埋もれちゃうんじゃないかとか、他のメンバーはどういう感じのコンサートなんだろうって。そもそもセットリストを考えるのが初めてだったので、すっごい悩みました。なのでソロコンサートをやったことある、ゆうなぁさんに相談したり。

向井地 やってみてどうだった?

山内 楽しかったです。こんな感じでコンサートは作っていくんだって思ったし、自分のやりたい曲をとにかく出して、でも自分がやりたい演出とうまくハマる曲がなかなか決まらなかったり、つながりを大事にしながら1曲1曲決めていって、すごく勉強になりました。

CREDIT

取材・文/関根弘康 撮影/武田敏将


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