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UPDATE|2020/03/16

和田彩花、アプガ、吉川友らが25時間半テレビを配信、8時間生放送ではライブも


アプガ(2)のステージは、大森靖子が手がけた最新シングル曲「世界で一番かわいいアイドル」から始まった。MCで鍛治島彩は「私たちもツアーのいくつかの公演が延期になってしまいました。でも、25時間半テレビという場所でライブができることがうれしいです。画面越しですが、みなさんを盛り上げる気満々です!」と声を上げる。吉川茉優は「悲しいニュースも多いですが、うれしいお知らせをしたいです。5月4日に表参道GROUNDでワンマンライブ開催します」と発表。

「ライブができない時期があって、改めてライブの大切さがわかりました。今日のステージ、そして5月4日ライブでみなさんに笑顔を届けたいです!」と笑顔で語った。デビュー曲「二の足Dancing」では、鍛治島の鼻リコーダーソロを吉川友が乱入し奪い取るこの日ならではの場面も見られた。最後は、つんく♂サウンドプロデュース楽曲「Be lonely together」を披露。アプガ(2)は、メンバー8人で元気いっぱいなパフォーマンスを届けた。


番組では様々な企画が行われたが、『アプガ(2)主催!アイドル人狼大会』には飯窪春菜、SUPER☆GiRLSの石丸千賀が参加。ゴリラ人狼が行われ参加者が“ウホッ”の声を上げまくるコミカルな展開が繰り広げられた。そして『山田社長!同期だよ、全員集合!』のコーナーでは、ハロプロエッグ(現ハロプロ研修生)の1期の和田彩花、仙石みなみ、古川小夏、森咲樹、佐保明梨、関根梓、新井愛瞳、3期の吉川友が揃い、懐かしいトークに花を咲かせた。

和田彩花のライブの時間が訪れる。昨年6月のアンジュルム卒業後、ソロ活動を開始した彼女。2月24日の名古屋公演から初のソロツアーを開始したのだが、その後の大阪と東京の公演が中止、延期となってしまった。和田がどんなステージを見せてくれるか注目が集まる中、グルーヴ感溢れるフランス語のナンバー「Une idole」からライブは始まった。続けて、ソリッドな空気感の伝わる「少しの寂しさとともに」を届ける。
和田彩花

和田は自らが手がけた楽曲を、ギター、ベース、キーボード、ドラムというバンドメンバーと円を描くようにイスに座って歌唱していく。客席に背を向ける状態だが、それは視覚ではなく聴覚を主に、純粋に音で音楽を楽しんでほしいという彼女の思いの表れのように感じた。

MCで和田は「世界的に新型コロナの感染が拡大して大きな問題になっています。そうした問題が、私たちの身に降りかかってくる状態になってしまいました。私もライブが中止や延期になってしまい、お客さんも楽しさや気持ちの部分を奪われることになってしまったりしています。それだけでなく、世の中では仕事が回らなくなったり、お金の問題も出てくる状況でもあります。決して、こうした状況は無視できないですよね。そういう中で、このような表現で向き合うことが今の私にできることのひとつだと思います」と、このライブへの思いを語った。

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