森川葵が主演するドラマ『B面女子』(東海テレビ・フジテレビ系全国ネット)が4月4日(土)から放送される。
若き演技派女優・森川葵が演じるのは、奇抜なファッションにウィッグを付け、飲食店に繰り出す星野あさ。美味しいモノを変態的に愛している彼女が、なぜか“人生をこじらせた”人々に出逢う全5話のオムニバスドラマだ。
【写真】カメレオン女優・森川葵と怪演女優・松本まりかの共演シーン毎話、“マウンティングを止められない男”(奥田瑛二)、“女性であることに呪われた女”(松本まりか)など個性的なゲストが登場する。彼らに普通なら言えないことを言い、新しい世界観を提示するあさ。だが、あさ自身も周りの目を気にしすぎるがあまり本音が言えない“A面女子”としての姿も持っていて…。
今回、主演の森川葵、そしてゲストの奥田瑛二、松本まりかのコメントが到着した。
▽森川葵コメント
「星野あさはとても難しかったです。A面とB面の部分はビジュアルや雰囲気も変えて別人格のように振り切ったので、果たして同一人物に見えるのかというのは少し不安ではあります(苦笑)。でも、池田千尋監督とは以前ご一緒させていただいたこともあり、世界観を共有させていただき、一つひとつ考えながらやらせていただきました。
武装して自分の鎧を作ることで、普段とは違う自分を出して人とコミュニケーションを取っている。でもそれは、女優の仕事とあまり変わらないのではという気もしています。私も普段はあまり前に出ることができないですが、役があればいろいろと試せる部分もあります。この気持ちはわからなくない、むしろ共感できる部分は多いと思います。
私は、休みの日はひとりでぼーっとしているのが好きなんです。ただ、撮影現場では人と話をするのが好きな私もいて。仕事の私はB面になる、家での私はA面のような気がします。
最近はSNSで違う自分を発信したりする若者も多いですが、顔が見えない分ひとつ間違えると悪意がある行為にもなりかねない。でも、あさのようにウィッグやメイクなど自分の武器を身に付けて人とコミュニケーションを取る方法も堂々として素敵だと思います。
このドラマは自分を肯定して自分らしく生きてもいいのでは? と背中を押してくれるお話になっています。ぜひ観ていただいて、あさから勇気をもらって自分らしく生活してくださればと思います」