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UPDATE|2020/03/27

『スクール革命!』で覚醒、高橋ひかるが『さんま御殿!!』収録後に泣いたワケ

高橋ひかる 撮影/松山勇樹


──その封印を解くキッカケは何かあったのですか?

高橋 あのキャラのスタートはある日の収録で、ザキヤマ(アンタッチャブル・山崎弘也)さんから「ひかるちゃんを中心とした集団芸をやろう」と提案してくださったことがキッカケなんです。そこでの私は、春日(俊彰)さんが「鬼がわら!」って一発ギャグをされた後、「お笑いなめんなよ!」って怒って、静止しにきた若林(正恭)さんに「ウルサイ、黙っておけ!」ってキレる役で。いざ本番が始まったら、勢いがついてしまい、ノッてしまって「お笑い、ナメとるんとちゃうぞ!!」と関西弁になってしまって。その後も勢いそのままに「ウルサイ、ハゲ! 黙っとれ!!」みたいなこと言ったりと、完全に暴走しちゃって(苦笑)。収録後、やりすぎたと思ったら、「関西弁キツいキャラ、面白いね」と言っていただいて。その時に「あ! 関西弁、思いきり出して行っていいんだ。バラエティって、思い切っていい場所なんや」と気づいてからは、もうドンドン関西弁キャラで行こうと思ったんです。今ではどの現場でも出すことを躊躇しなくなりました。

──自らが止めてようと意識していた関西弁を使ったハッチャけキャラが、こうして広く受け入れられている現状はどうですか? それこそ「国民的美少女コンテスト」のグランプリに始まり、高橋ひかる=清楚なイメージを強く持たれていたかと思いますので。

高橋 いやいや。確かに“生徒会長”のような静かで真面目やという印象を持たれることが多くて。一応マジメはマジメです(笑)。ただ、バラエティでは、一番は「自分が楽しむのこと」と思ったので、自分が普段友だちと話しているような感覚で挑んでみようと、少しずつ自分が楽しめるような状態へと変えていきました。特に『スクール革命』は、ノビノビとやらせていただいています。

──出演者のみなさんとのやり取りは安心しますか?

高橋 メチャクチャ安心します! みなさん何をしても助けてくださるので、完全に身を任せています。内村(光良)さんは、お話をしいていますと、微笑みがもうお父さんみたいで優しくて。ザキヤマさんは休憩中にもよくお話をするのですが、ザキヤマさんがいれば安心! というぐらい、隣に座るだけで心強いですね。自分らしさをスッと出せる良い現場です。ただ「もう、鬱陶しい!」と言われるぐらいベタですよね(笑)。それはもうバラエティなんで許してくださいという気持ちです。

高は「はしごだか」が正式表記。

※髙橋ひかるインタビュー(2)は28日(土)午前6時公開予定


▽高橋ひかる
たかはしひかる。2001年9月22日生まれ、滋賀県出身。2014年に「第14回全日本国民的美少女コンテスト」にて応募総数81,031人の中からグランプリ受賞し芸能界入り。2016年には映画『人生の約束』で女優デビューを果たす。現在は、女優、タレントとして活躍する他、ファッション誌『Ray』(主婦の友社)の専属モデルも務めている。

▽高橋ひかるファースト写真集『WATERFALL』
発売日:3月27日(金)
価格:3,000円(税込)
発行元:東京ニュース通信社
AUTHOR

田口 俊輔


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