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UPDATE|2020/04/19

国民民主党・玉木代表に直撃(5)「ウヨクでもサヨクでもなく、ナカヨク」

左から玉木雄一郎、井上咲楽 撮影/松山勇樹

『月刊エンタメ』に連載中の「井上咲楽の政治家対談」、今回は国民民主党代表を務める玉木雄一郎議員がゲストに登場。若者から多大な支持を受ける理由や、圧倒的に優れた“若者感覚”、そして昨今の新型コロナ問題について語る。(5回連載の5回目)


【写真】流行りの曲を弾き語りで披露してくれる玉木雄一郎議員と、盛り上がる井上咲楽

インタビュー(4)「メンタルが落ちていたらやっていられない職業」から続く
※取材は2020年3月16日に行いました。

井上  一番やりがいを感じるのはどんなときですか?

玉木 まさに今のような危機が起きたときだよね。今回の新型コロナウイルスでは健康や命、経済と暮らしが脅かされている。そんな状況に対して民間でできること、個人の努力でできることもたくさんある。だけど、1人ひとりの力ではどうにもできない問題に対処するのが、政治。もちろん、魔法の杖みたいに、一振りしたらすべてうまくいくような手はないけれど、知恵を出し合い打開策を見出していく。安倍総理も難しい局面にあるし、我々も建設的な提案をして、1つでも多くの有効な対策を実現していきたい。それで人が救われたらうれしいからね。

井上 玉木さんは民主党時代に政権与党を経験し、前回の総選挙後は党の解党、新党立ち上げの中心にいました。一連の経験から学んだ一番大きなものはなんですか?

玉木 みんな仲良くすることだね。

井上 仲良くですか?

玉木 そう。ウヨクでもサヨクでもなく、ナカヨク。これが大事。「右だ、左だ」と主張したいこと、それぞれの思想信条、実現したい政策、議員の数だけいろいろあると思う。でもね、一番大事なのは、仲良く。僕は「改革中道」と名乗っているけど、右からも左からも叩かれながらも真ん中にいる。それが未来を開く政治につながっていくと思うから。

井上 確かに国民民主党は、普通の人の受け皿だなって印象があります。

CREDIT

文/佐口賢作 撮影/松山勇樹


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