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UPDATE|2020/04/17

ラストアイドル『愛を知る』選抜争いの裏側「これは、ひと回り大きくなるためのバトル」

左から間島和奏、阿部菜々実、長月翠 撮影/河野優太



──オーディションバトル立候補者は41名。審査員の前でダンス・歌唱・一言パフォーマンスを披露し、その結果阿部さんが1位に輝きました。振り返ってみていかがですか?

阿部 オーディションまでの期間ずっと(地元の)山形にいて、スタジオを1週間借りて毎日ダンスの自主練に取り組みました。あと歌は、私が普段よく歌うような曲ではなく意外性を感じていただきたかったので欅坂46さんの『サイレントマジョリティー』を選曲したんですけど、上手く歌えなくて。だから自分が1位と聞いてびっくりしました。安心感とプレッシャーで複雑な気持ちになりましたね。

──長月さんは、バトルの感想は?

長月 久々に震えましたねぇ~! 今回私は技術的なことより「自分に何が求められているか」を意識して、歌唱審査ではあえて現代のアイドルソングではなく、上の世代の方の心に刺さる松田聖子さんの『青い珊瑚礁』を歌いました。あと、ダンスは今回初めてスタジオを借りて自主練をしました。ただ、そのスタジオに行ったら直前までほのぴー(西村歩乃果)と(朝日)花奈ちゃんが練習してて、「ヤバッ!」と思って。

──ヤバい!? キャラ的に自主練していることを知られたくなかった?

長月 はい、「みーたん(長月)も練習するんだ」って思われるのが恥ずかしくて(笑)。でも結局バレて「頑張って!」って言われました。

──(笑)。でもその成果もあって、希望通りの2位となりました。

長月 2位で呼ばれた瞬間は「良かった~!」って。でも選抜全員が発表されて、私が「絶対に入る」と思っていた子が入っていなかったんですよ。だから心苦しかったです。

──間島さんは歌唱審査で涙ながらに『バンドワゴン』を歌い3位に。

間島 先ほども言った通りただのバトルでは終わらせたくなかったし、「これはラストアイドルをひと回り大きくするためのバトルなんだよ」という自分なりの意志をメンバーにもファンの皆さんにも伝えたくて、あえてこの選曲にしました。とはいえ、実力的には絶対に私は3位じゃなかったと思います。だからこの結果に納得いかない方もいると思うんですけど、それを挽回して自分も自信を持ってこの立ち位置にいられるように頑張っていかなきゃ、と身が引き締まりました。

>>(2)はこちら

(取材・文/左藤 豊)

▽阿部菜々実(あべ・ななみ)
2002年5月17日生まれ、山形県出身。O型。ラストアイドルファミリー内のユニット「LaLuce」メンバー。

▽長月翠(ながつき・みどり)
2000年5月17日生まれ、愛媛県出身。O型。ラストアイドルファミリー内のユニット「LaLuce」「シュークリームロケッツ」のメンバー。

▽間島和奏(まじま・わかな)
2000年4月26日生まれ、北海道出身。B型。ラストアイドルファミリー内ユニット「Someday Somewhere」のメンバー。
CREDIT

取材・文/左藤 豊 撮影/河野優太


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