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UPDATE|2020/04/24

”芝居ヤバイアイドル”本郷杏奈(3)「『ゴッドタン』に出てから一切演技のお仕事はこないです(笑)」

本郷杏奈 撮影/松山勇樹

『ゴッドタン』で「日本一の恥ずかしがり女子」「芝居ヤバイアイドル」としてバラエティの才能を開花させたタレントの本郷杏奈。グラビアでも活躍しており、今月17日(金)には1st写真集『Touch▽』(双葉社)を発売した。

インタビュー連載の3回目は『ゴッドタン』の話について。2018年には、シャイな性格で演技・歌・ダンスが苦手な彼女のために「本郷杏奈、お前は何が出来るんだ!」という企画が放送されたほどの“主戦場”とも言える番組収録の裏側を聞いた。(4回連載の3回目)

>>(2)はこちら

【写真】本郷杏奈の“ナチュラルスマイル”インタビューカット

──本郷さんといえば『ゴッドタン』(テレビ東京)の印象が強いですが、初出演となった2017年2月の「ロバート秋山のノリ女塾」は衝撃的でした。

本郷 ですよね(笑)。私もリアルタイムで観ていたんですけど、「こいつヤバいな」と他人事のように笑っていました。ほぼ素のままでやっていたんですけど反響が大きくて、えげつないほどフォロワーが増えました。深夜なのに大勢の人が観てくれて、検索ワードでも1位になったんです。

──その後、コンスタントに『ゴッドタン』に呼ばれて、芝居や歌、ダンスの下手さを徹底的にいじられていますけど、どんな気持ちなんですか?

本郷 普段からいじられキャラなので、そういうものなのかなって(笑)。『ゴッドタン』の収録に行くと逃げ場がないので、覚悟を決めて、「やりきるしかない!」って気持ちでやっています。収録本番まで何を言われるのか分からないので、いつまで経っても慣れないんですけど、思うままにやるようにしています。

──芝居が下手なことが、仕事に繋がるって珍しいですよね。

本郷 すっかり芸人枠ですけど(笑)。

──一応、映画の出演経験もあるのに(笑)。

本郷 『ゴッドタン』に出てからは一切演技のお仕事はこないです。来るわけがないですよね(笑)。演技ができないと知れ渡ってしまったので、今後、演技のお仕事をいただくには、上手くなるか、すごく知名度を上げるしかないですね。ただ前は女優さんの仕事に憧れもあったんですけど、今はバラエティの方が出たいですね。

──演技の練習をすることはあるんですか?

本郷 ドラマを観ながら、ちょっと真似することもあるんですけど、真似したところでというか……。一応、『ゴッドタン』は本番前に台本をもらうんですけど、そもそもセリフも覚えられないんですよ。それでも本番は全力でやるので、収録後は抜け殻みたいになっています(笑)。

──『ゴッドタン』で打たれ強くなったんじゃないですか?

本郷 おかげさまで本当にメンタルは強くなりました。何を言われても動じなくなりましたね。

AUTHOR

猪口 貴裕


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