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UPDATE|2020/05/03

成長、弱肉強食、下剋上……ラストアイドルが“今”アツい理由

ラストアイドル

他のグループとは一線を画し独自路線を追求するラストアイドル。近年は全員で「団体行動」や「最高難度ダンス」といった課題に取り組み団結力を高めていたが、約1年ぶりにオーディションバトルが復活。総勢44名のうち選抜メンバー18名が決定し、最新シングル『愛を知る』をリリース。ますますの盛り上がりを見せているが、彼女たちが“今”アツい理由は何なのか? その根底を探る。

まず、改めてラストアイドルの成り立ちについておさらいしておきたい。トップアイドルたちの総合プロデュースを数多く手掛けてきた秋元 康が“究極のアイドルグループ”を誕生させるべく、2017年8月よりオーディション番組『ラストアイドル』(テレビ朝日系)を放送開始。そこから生まれたグループの総称が「ラストアイドル」だ。現在は「LaLuce」をはじめ全7ユニットで構成されている。

【関連画像】選抜メンバーTOP3のスタイルが際立つカット

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“究極”のアイドルグループを作るべくスタートしたオーディション番組プロジェクト、ラストアイドル。その後、オーディション勝者のユニットのみならず敗者による“セカンドユニット”4組も作られ、さらには2期生・2期生アンダーも加わり、現在は「ラストアイドルファミリー」総勢44名(今年3月時点)の大所帯となっている。

番組開始以降、メンバーの入れ替えバトルやユニットバトルなど壮絶な戦いが続いたが、ここ1年はファミリー全員で団結し1つのことに挑む方向へシフトチェンジ。一糸乱れぬ「団体行動」や大阪登美丘高校ダンス部総監督・akaneの指導のもと「最高難度ダンス」の習得など、これまでとはまた違った意味で過酷なチャレンジを行なっていた。

そんな中、昨年12月25日開催の「2周年記念コンサート」でサプライズ発表されたのが、8thシングル表題曲を歌う18人選抜メンバーを決めるオーディションバトルの開催。これまでシングル表題曲はユニット単位もしくは全員での歌唱であり、選抜制度の採用は初めての試み。新たなフェーズに入った瞬間だった。

CREDIT

文/左藤 豊


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