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UPDATE|2020/05/27

NMB48新センター抜擢の梅山恋和&山本彩加インタビュー(2)「LAPIS ARCHの結成がメチャクチャ大きい」

(左から)NMB48山本彩加、梅山恋和 撮影/武田敏将


──この1年で小嶋花梨さんがキャプテンに任命され、山田寿々さんがBⅡの副キャプテンに。山本さん、梅山さん、上西さんが前列を担うなど、5期生が今まで以上に軸を担う場面が増えてきました。そろそろ引っ張っていく側だなという意識は?

山本 もちろんあります。年代的にも5期生が真ん中になって、いつまでも「若手です!」と甘えられなくなってきました。それに5期全員、キャプテンが同期になったことですごく意識が変わったと思います。小嶋の存在は本当に大きいですね。

梅山 この1年で5期生1人ひとりが、これからのNMB48を引っ張って行かないと! という気持ちを持ち始めた気がします。けど私としては、先輩にまだ甘えたいという気持ちもあるんですよ……(照笑)。

山本 確かに。これからはより5期生がしっかりしなくちゃ! という気持ちはあります。けど、背中を見せるというにはまだ不安で……何だろう、どう言えばいいんだろう?

梅山 難しいね。けど少しずつ変わっていきたいと思っています。まだ高校生なので、大人になるのは少し待っていてもらいたいです(笑)。

──7期生の募集、10月の結成10周年も目の前に控えています。大事な時期に中心に立つ身として、この先の意気込みを聞かせてください。

山本 これは私の勝手な想いですが、個性的でフレッシュなドラフト3期生や6期生が活躍し始めて、今回の『だってだってだって』の発売で、本当の意味で「NMB48の第二章」をスタートできるんじゃないかなと。(山本)彩さんが卒業されてからずっと「第二章」と言われてきましたが、正直先輩たちに頼りきりの状態だったので、“新しい”と言うには、まだまだやなと思っていたんですよ。

梅山 1期生さんの時代から応援されている方から見ると、今ってガラッと変わりすぎて、見たことがない子がたくさんと思われるかもしれません。けど、1期生さんがイチから作ってきたように、私たちの世代もNMB48の伝統を受け継ぎながら新しい姿を作っていきたいです。

山本 今、先輩、後輩関係なくメンバー同士の仲が深まって、すごく良い空気が流れているんですよ。新しいNMB48を始めるのに10周年というのは、とても良いタイミングなんじゃないかなと考えています。ただ仲が良いぶん、気持ちの引き締めが足りていない気もしていて。

梅山 前と比べたらダメだとは分かっているんですけど、昔は気持ちいいぐらいダンスが揃っていたはずやのに、今は「昔ほど揃っていない」と先生からダメ出しの声をもらうことがあって。もっとパフォーマンスを磨いていって、楽しくてすごい! と言ってもらえるグループにしていきたいなぁと思っています。

山本 何より、私たちがセンターになってからダメになったと言われたくない。プレッシャーも楽しみながら、これからのNMB48のための大きな存在になりたいですね。

梅山 うん、プレッシャーよりも楽しみの方が強いよね。

山本 こういう前向きな考えでいられるのもココナと一緒になれたから。たぶん1人だったら、きっと重圧に負けていたと思う。

梅山 私も! これからも一緒に頑張ろうね(ニコニコ)。

NMB48 23rdシングル『だってだってだって』
5月13日に予定されていたCDパッケージ版のリリースは、新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から延期されているが、表題曲『だってだってだって』のみ各音楽配信サービスで配信中。
NMB48公式YouTubeチャンネルにて、『だってだってだって #stay home ver.』を公開中。
CREDIT

取材・文/田口俊輔 撮影/武田敏将


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