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UPDATE|2020/05/25

リモートだから言えることもある? 『乃木坂工事中』星野みなみがバナナマンに超かわいい要望

アイドル番組定点観測 第66回

雑誌やweb媒体でアイドルの記事を数多く執筆するライターの左藤豊氏が、1週間アイドルたちが出演するレギュラー番組や冠番組をチェック。その週、テレビで輝いていたアイドルたちについて思い入れたっぷりに語ります。第66回となる今回の観測期間は5月18日(月)~5月24日(日)。

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今やテレビ番組の新主流となったリモート収録。日曜深夜の坂道シリーズ3番組も、先んじて5月17日(日)からリモートとなった『日向坂で会いましょう』(テレビ東京)に続いて24日(日)からは『乃木坂工事中』『欅って、書けない』(ともにテレビ東京)もリモート形式となりました。

ただ、中でも今回の『乃木坂工事中』は異彩を放っていたように思います。『欅って~』や『日向坂で~』、あるいは他のアイドル番組が「名場面集」の体裁を取っていたりリモートならではの企画にチャレンジしていたのに対し、『乃木坂工事中』に関しては秋元真夏ら乃木坂46メンバー5人とMC・バナナマンが「おウチ時間をどうやって過ごしてますか?」というテーマでトーク。

あまりにも直球な展開に筆者は最初少々面喰らったのですが、これが意外にもとても面白かったんですよね。前身番組から含めて9年近い歴史ある番組でありながら、メンバーとバナナマンがテレビでここまで“素”のトークを見せることって案外珍しくないですか? 星野みなみが「(下の)名前で呼んでくれたら嬉しいな♪」とバナナマンに要望した超かわいい発言だって、普段のスタジオ収録を続けていたらきっと表に出なかったものなんじゃないかと思うんです。

この社会情勢の中、できなくなってしまったことはたくさんありますが、逆にこういう状況だからこそ見えてくるアイドルの表情もあるはず。今はそんな側面を画面を通して楽しめる時期なのかなと思います。

AUTHOR

左藤 豊


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