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UPDATE|2020/06/08

欅坂46・菅井友香、日向坂46・潮紗理菜らに見る、リモート収録番組ならではの自己プロデュース力

アイドル番組定点観測 第68回

雑誌やweb媒体でアイドルの記事を数多く執筆するライターの左藤豊氏が、1週間アイドルたちが出演するレギュラー番組や冠番組をチェック。その週、テレビで輝いていたアイドルたちについて思い入れたっぷりに語ります。第68回となる今回の観測期間は6月1日(月)~6月7日(日)。

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先日たまたま『笑点』(日本テレビ)で今話題の「リモート大喜利」を見ていたんです。すると、「お酒を飲みながら一言」というお題で大喜利をやるから各々グラスを持ってきてくださいみたいな流れになって、円楽師匠がきれいな江戸切子を持ってきたと思ったら木久扇師匠は紙コップを持ってきて周囲から「検尿じゃないんだから」と総ツッコミを浴びていたんですけど、リモート収録って家(にあるもの)をいかに上手に使うかがキモだよなぁと思いました。それは単に笑いを取るためだけに限らず、自分のタレントとしてのキャラクターをいかに演出するか(いわゆる自己プロデュース力)という意味でも。

その点において抜群に自己演出を成功させていたのが、6月7日(日)放送『欅って、書けない?』(テレビ東京)での菅井友香ではないでしょうか。菅井といえばアイドル界屈指のお嬢様キャラですが、リモート中継で映る部屋の風景が、一般人のそれとはもう全然違う! なにその高そうなランプとかベルとかソファとか! 普通なら壁を背にしたり、背後にぬいぐるみを置いてアイドルらしく可愛く、というのが定番のところを、菅井は圧倒的ゴージャス感を演出して差別化を図ったところに「さすがキャプテン!」と感じ入りました。そして、それだけのハイソ演出をしておきながら後輩・増本綺良に負けじとメガネギャグをやり切っちゃうところが、彼女が皆に愛されるゆえんなのでしょうね。

一方、日向坂46の小道具キャラといえば潮紗理菜。かつて住んでいたことがある縁からことあるごとにインドネシアの謎アイテムを番組に持参するのが彼女の定番ネタになっているわけですが、6月7日(日)放送『日向坂で会いましょう』(テレビ東京)のリモート収録でもそれが炸裂。オープニングからインドネシアで買ったというゴリラの仮面をかぶって登場する破天荒さを見せました。またそれだけに留まらず、大人の色気一言大会で潮は髪をかき上げながら「イン、ド、ネシ~ア♪」と囁き、MC・オードリーの2人も爆笑。なお彼女が披露したゴリラマスク2体での寸劇はあえなくカットになった模様ですが、彼女の「インドネシア推し」キャラは視聴者に存分にアピールできたのではないでしょうか。

AUTHOR

左藤 豊


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