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UPDATE|2020/06/22

『乃木坂46時間TV』3日目、生田絵梨花の挑戦に感涙する後輩たち、これぞ乃木坂イズム継承の瞬間か

乃木坂46時間TV (C)ABEMA



また、渡辺みり愛による「46時間ダンス完コピチャレンジ!!」も同様に感動的でした。ダンスの難度の高さに加え、「46時間」とはいえ随時コーナー出演があるため練習に費やせる時間はそれほど多くはない。そんな状況でも(アクロバットこそケガで断念せざるを得なかったけれど)見事チャレンジを成功させてみせました。

1期生・生田や2期生・渡辺のようなキャリアの長いメンバーが、ファンのため、そして自分の成長のために今なお努力を重ね続ける。そしてそれを後輩たちが間近で目にして刺激を受け、自身もさらなる高みを目指そうと決意する――。私たち視聴者は、番組を通して「乃木坂イズム」が受け継がれる瞬間の目撃者となったのかもしれません。山下美月から生田への「1人でどこにでも行けてしまうような生田さんが『46時間TV』で挑戦をし続ける姿に、本当に感動しました。こういう先輩がいらっしゃってくれるから、私たち後輩も幸せに活動できている」というコメントにも胸が熱くなりました。

一方、こんな展開になるととんでもないプレッシャーが掛かってくるのが、『電視台』で生田の枠と渡辺の枠の間に挟まれた矢久保美緒と筒井あやめ。でも、それぞれ「ヤクボーキャンディランド」「筒井あやめがお送りするASMRの世界」でゆるっゆる・キュート・ピースフルな世界を表現し、視聴者に笑顔を届け立派に役目を果たしました。というか、企画の振れ幅大き過ぎ! この2つは筆者も終始にやにやが止まりませんでしたね。

そして、3日目に強烈な個性を残したのが4期生の北川悠理。筒井のASMR企画に参加した際、音に対して「頑張ったね」「努力が伝わる音がした」など斬新なコメントを残したり、4期生全員で作ったお菓子の家の壁に“8本足の犬”を描くなど独創性を発揮!

さらに4期生企画「16人で気持ちをひとつ!全員正解クイズ」で北川は、シンキングタイムにホワイトボードの裏にマジックで「考え中…」と落書き。同期に「(裏に書いたら)消せないじゃん!」と指摘されると「そうなの?」とホワイトボードをひっくり返し、回答を書いた面を見せてしまう天然事件も! あと、『電視台』の企画「北川悠理の、AIロボットと未知との遭遇」では、北川と「Google Home」がうまく意思疎通できず謝罪vs謝罪になったシーンも面白可愛かったです。

もちろん他のメンバーの『電視台』も個性的なものばかり。挙げ始めたらキリがありませんが、星野みなみに至っては特に何にもやっていない(ソファに座って遊んでいただけ)にも関わらず「みなみちゃんかわいい」「無敵」みたいなコメントが数多く寄せられたとのこと。メンバー皆それぞれに武器や特性があって、自分なりの手段で輝くことができる――それこそが乃木坂46の魅力や強みであり、それを証明したのが今回の『電視台』だったのではないでしょうか?

さて、次回の『乃木坂46時間TV』ではどんな面白い企画が登場するのでしょうか、今から楽しみで仕方がありません……って、さすがにそれは気が早過ぎ? 何はともあれ、未曾有のコロナ禍の状況下でこの番組が多くの人に希望や勇気、笑顔を届けたことは間違いないはず!

【あわせて読む】『乃木坂46時間TV』2日目は山下美月が「実質優勝」!? 珍発言や1人MV撮影など大活躍
AUTHOR

左藤 豊


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