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UPDATE|2020/07/08

人気拡大中のプロ麻雀リーグ・Mリーグ MVP、女流プロ 魚谷侑未が語る覚悟「命を懸けて麻雀を打っています」

女性Mリーガー・魚谷侑未



「大きなタイトルがかかった決勝戦で、いちばん勝敗に関わる場面で息が苦しくなったりすることは今までにも経験があったので、特にMリーグだからというわけではないんです。私ができることは、精いっぱい麻雀を打つことで感情を伝えるというか、『これだけ麻雀に命を懸けて一打一打打っているんだよ!』と、画面を通して知ってもらうことだと思うんです。

最終日のあの場面は、命を懸けすぎてちょっと引いた人もいるかもしれないんですけど(笑)、でもそんな私を見て『感動した』って言ってくださる方もいるし、『プロを目指そう』とか『活躍すればチャンスがたくさんもらえるんだ』って思っていただけたらうれしいですね」

来季、魚谷は個人としては追われ、目標にされる立場に置かれ、チームとしてはわずかの差で手から零れ落ちた〝優勝〟を全力で狙うことことになる。

「とにかく優勝したいです。チームのみんなで戦っていきたいと思っていて、だから現時点では『私が絶対に勝たなくても』という軽い気持ちではいるんですが……。ああ、でもやっぱり、もし私がMVPを連覇したりしたら、Mリーグや麻雀に対する世間的な注目も大きくなりますよね。目指した方がいいですね、うん。麻雀界のイメージアップだったり、『女性がこんなに活躍できるよ』っていうアピールのためにも、チーム優勝と個人MVP連覇、目指します!」

取材当日、魚谷はチームメイトとともにセガサミーフェニックスの「オンラインファンミーティング」に参加。その模様はツイッターでライブ配信され、実に19000人を超えるファンが視聴したという。選手やチーム、そしてMリーグという極上の〝エンタテインメント〟を巡り、熱狂はこれからも高まっていくだろう。

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