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UPDATE|2020/07/17

【ライブ詳報】欅坂46 初の無観客配信ライブで約30万人魅了、覚悟とともに改名・再出発を発表【写真10点】

撮影/上山陽介


たくさん楽しい思い出もあった一方、悔しい思いも沢山してきたとも話した菅井。「この2年は特に、出口の見えないトンネルの中をさ迷っているような状態だったと思います。思うように活動できず、皆さんの期待に答えられていないんじゃないなって思う日もありました。メンバーの卒業、脱退も続きました。グループの名前が1人歩きして、耳を塞ぎたくなるようなことに悩まされた日もありました。欅坂を好きだと思えば思うほど苦しくなり『こうしなければならない』と考えれば考えるほど執着が生まれた気がします」と正直な胸の内を告白すると、「グループとして強くなるために、新たなスタートを切り、もう一度皆さんとたくさんの夢をかなえていけるように頑張りたいと思っています」としっかりとした口ぶりで語る。

「ここからのリスタートになるので、相当なイバラの道が待っていると思います。でも、色のない真っ白なグループを皆さんと一緒に染めていけたらいいなと思っています。培ってきた経験がきっと私たちを鍛えてくれています。それを信じて、新たに強く強いグループになることを約束いたします」と宣言。「私たちに期待していてください。これからも私たちの応援どうぞよろしくお願いいたします」という彼女の言葉に続き、メンバー全員が「よろしくお願いします」と頭を下げた。

副キャプテンの守屋茜の「最後にお届けする曲が、欅坂46ラストシングルとなります。聞いてください」という言葉ののち、スクリーンにはグループの歴代アーティスト写真が映し出された。そしてメンバーは、鉄骨子のステージに立つと新曲「誰がその鐘を鳴らすのか?」を初披露。欅坂46のすべてを伝えようとするかのように、28人全員が力の限りのパフォーマンスでライブをフィナーレへと導いた。メンバーの姿を捉えたカメラがアウトロと共に勢いよくフレームアウトし、そのまま会場奥のシャッターを抜けてメンバーの姿が見えなくなると、欅坂46のロゴが浮かび上がるシャッターがゆっくりと閉じ、配信ライブは幕を閉じた。

なお、本日初披露となった新曲「誰がその鐘を鳴らすのか?」は、8月21日(金)に欅坂46の最後の楽曲として配信リリースが決定。グループとして大きな決断を下し、覚悟のもと新たな未来を選択した欅坂46。彼女たちがこの先に何を見つけるのか、ますます目が離せない。
欅坂46

欅坂46 配信ライブ「KEYAKIZAKA46 Live Online, but with YOU!」
2020年7月16日(木)OPEN 19:00 / START 19:30
セットリスト
OVERTURE
01. 太陽は見上げる人を選ばない
02. エキセントリック
03. 東京タワーはどこから見える?
04. Student Dance
05. Nobody
06. アンビバレント
07. 大人は信じてくれない
08. 避雷針
09. 風に吹かれても
10. ガラスを割れ!
11. 誰がその鐘を鳴らすのか?


▽欅坂46 ラストシングル
「誰がその鐘を鳴らすのか?」
2020年8月21日(金)配信リリース

▽DVD&Blu-ray「欅共和国2019」
2020年8月12日(水)発売

▽欅坂46オフィシャルサイト
http://www.keyakizaka46.com/

▽Twitter
https://twitter.com/keyakizaka46
CREDIT

撮影/上山陽介


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