『月刊エンタメ』に連載中の「井上咲楽の政治家対談」、法務大臣などを歴任した山下貴司議員が登場。自民党ライブ・エンタテインメント議員連盟の事務局長も務める山下議員が所属する“石破派”と夫婦のなれそめにある、深いつながりとは。(6回連載の3回目)
【写真】山下議員にサイン入り著書をもらうイノサクさん>>(2)は
こちら井上 私は水月会(石破派)の皆さんにお話を聞くのが大好きで、この連載でも石破茂さんや斎藤健さんにご登場いただきました。山下さんが石破派に入ったのはどうしてなんですか?
山下 これはね、2つ理由があります。時に政治家は国民の皆さんがあまり聞きたくないと思うような現実や政策についてもきちんと話さなければいけません。痛みを伴うことになっても、分かってもらえるよう説明し、伝えていかなければならない。石破さんはそれができる政治家だと思ったのが、1つ目。もう1つは個人的な理由です。当時、水月会の事務総長をやっていたのが古川禎久先生。大学の同級生で、うちの女房との出会いは彼がセッティングしてくれた飲み会なんですよ。だから、フルちゃんには頭が上がらない(笑)。
井上 そんなつながりが(笑)。石破派の雰囲気はどうですか?
山下 いいですよ。というのも、政策中心の集まりで、「ポストが欲しければここにはいない」って人ばかりですから。石破さんに甘い汁を吸わせてもらおうと思っている議員が誰もいない。それでもいろんな方が自分の政策を磨いて活躍されているから、雰囲気が爽やかですよ。
井上 世論調査では石破さんがポスト安倍としてトップに名前が上がっています。うれしいものですか?
山下 うーん、何て言うのかな(笑)。世論調査は悪いより、良い方がうれしいですけど、一喜一憂したり調子に乗ったりするものではないと思います。しっかりとした政策を伝えていくこと。これが重要だと思います。
井上 先程の話ですが、奥様と飲み会で知り合われたんですか?
山下 言うと怒られるんですけどね。
井上 夫婦仲はいい方ですか?
山下 これ、書くんでしょう?
井上 書きます(笑)。
山下 いいに決まっている、って言わざるえないじゃないですか(笑)。
井上 お子さんおいくつですか?
山下 今ね、24、21、18歳。長女、長男、次女ですね。
井上 私も今年21歳です!
山下 じゃあ長男と一緒だね。