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UPDATE|2020/08/06

青春高校3年C組・頓知気さきなが溢れ出る“グラビア愛”を熱弁「元々可愛い女の子が好きだった」

頓知気さきな(C)週刊ヤングジャンプ 撮影/細居幸次郎



――単に「女の子が可愛い」だけじゃなく、グラビアに潜む奥深さに気付いたと。

頓知気 はい。そこからグラビアを深掘りするようになって、現代から1960年代までさかのぼっていろいろなグラビアを読み漁りました。その結果、私は80年代の水着グラビアに一番魅力を感じました。

――『青春高校~』でも「80年代のグラビアが好き」とおっしゃっていましたね。その魅力とはどういうところですか?

頓知気 一言で言うと、自然体なところです。現代のグラビアは結構作り込まれたものが多いんですよね。グラビアアイドルさん自身も「グラビアをやるんだ」という意識が高いから、体を鍛えたり美容にも気を使っていてすごくきれいで。それはそれで私は大好きなんですよ。でも一方で80年代のグラビアは鍛えていないような体をしていたり、毛の処理が甘かったり、胸も寄せたりしないし。それこそ「そのへんの可愛い女の子に水着を着せた」みたいなナチュラル感があって、そこに私はすごく惹かれます。あとは「距離感」でしょうか。

――「距離感」というと?

頓知気 被写体とカメラマンの距離感です。最近のグラビアって「彼氏と彼女」ぐらい距離の近いものが多いんですよ。でも80年代はそれが遠くて。もどかしさを感じてしまうくらい遠いところが私としてはそそるポイントです。

――なるほど。とはいえ、恋人感をイメージさせるような近さもドキッとさせられると思うのですが?

頓知気 これは完全に私の好みですね(笑)。今のグラビアアイドルさんってすごく親切だと思うんです。読者を想定したうえで体を鍛えてポージングをするから、写真を通して男性と女性がもう最初から意識し合っていて。でも80年代グラビアは自然体だから「読者がいることに気付いていないんじゃないか?」とすら感じるんです。触れられないくらいの距離感や「高嶺の花」っぽい雰囲気をまとっている写真が私は好きで、エモいなって思います。

AUTHOR

左藤 豊


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