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UPDATE|2020/08/20

“バズり女王”AKB48・柏木由紀がYouTubeを語る「アイドルファン以外にも、伝えたいことがダイレクトに伝わる」

AKB48柏木由紀 撮影/荻原大志



——アイドルとファンの関係を話した動画も反響がありましたね。

柏木 そうですね。ばーっとしゃべっちゃったんですけど、AKB48じゃないアイドルのファンやアニメ好きの方にまで広がったようで。私の意見に賛同してくださった一般の方がツイッターで、(柏木の意見に同意して)「推しに文句を言うな」とつぶやいたら、20万いいねまで伸びていました。そこまで響くとは思っていませんでした。

——今までもSNSはやってきたと思いますが、それらとYouTubeはどんな違いがありますか?

柏木 YouTubeは一般の方に観てもらえている感覚が強いです。言いたいことがダイレクトに伝わっているという感覚もあります。

——それも変な話ですよね。ツイッターの方がフォロワー数は多いのに…。

柏木 確かに! ツイッターっていい言葉もあればそうじゃない言葉もそれなりにあって、ファンの方とアンチの方が同時にいらっしゃるんです。だけど、YouTubeって選んで見てくれるから、親近感を持って接してくれるんですかね。

——あと、ツイッターって秒単位で流れちゃうじゃないですか。

柏木 そうですね。言われてみれば、私がツイッターを見るときとYouTubeを観るときを考えても違いますもん。きっとそういうことなんでしょうね。YouTubeって10分くらいは私の動画に付き合ってくれることになるから、その時点で選別されているのかもしれませんね。

——それにしても、動画からは楽しんでやっている感が伝わりますね。

柏木 楽しいです! ただ、私が楽しんで撮影したものに限って再生数が伸びない(笑)。散歩するとかおもちゃで遊ぶとか。カレーなどを食べる系はまあまあ伸びているんですけど。自分的には日常を切り取っているから、「こんな動画で大丈夫?」って心配しながら撮影しています。

——日常こそ見たことがないから反応がいいんでしょうね。

柏木 それを自分で気づくのが難しいんですよね。自分にとっての当たり前が、他の人にとっては当たり前じゃないということに。

——10分くらいの尺がほとんどですよね。そこも意識している?

柏木 はい。ほぼ編集なしでいけるように撮影はしています。それも、私自身がYouTubeを観ていて、「だいたいこれくらいがいいよな」っていう感覚が10分なんです。テンション高めでお届けしているので、このテンションで20分だと観てくれないよなと思うので(笑)。

AUTHOR

犬飼 華


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