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UPDATE|2020/08/23

格闘家・青木真也が語る離婚と恋愛論「恋愛は欺瞞的、でもしないほうがいいとは思わない」

撮影/松山勇樹


──では、青木流の理想の家庭とは?

青木 お互いが自立していること。お互いを尊重していること。今回の本でも書いたように、家庭内でもソーシャルディスタンスを取ること。なにも一緒に住む必要もなくて、お互いが満足しているなら週に1~2回会う程度でもいいじゃないですか。どんなに親しい間柄でも距離を取ることは大事です。

──青木さんが、家庭が崩壊しているにもかかわらず、奥様に「あけましておめでとうございます」とかメールを送っているのも本を読んで驚いた部分です。別に復縁を迫っているわけじゃないですよね。

青木 そこは自分の中で自然なことなんです。今まで別れた彼女とかも普通に連絡を取ったりしますし。どんなにその恋がボロボロになって終わったとしても、いつかはそれも美談になる日が来るでしょうしね。心の底から相手のことを嫌いにはならないですよ。苦しんでいることすらも、どこか自分の中でネタにしている部分がありますし。

※インタビュー3青木真也が語る格闘家論「表に出るということは叩かれる覚悟を持つということ」はこちらから。
※インタビュー3は23日(日)午後15時公開予定です。

青木真也
青木真也『距離思考 曖昧な関係で生きる方法』
発行:徳間書店
発売日:2020年7月1日
amazon商品ページ https://www.amazon.co.jp/dp/4198650853
徳間書店商品ページ https://www.tokuma.jp/book/b515807.html

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