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UPDATE|2020/08/21

紺野ぶるまが語る下ネタ論「性別は一旦置いておいて割り切って見てくれよって思っていた」

撮影/松山勇樹


――下ネタを封印していたのに、どうして、ちんこ謎かけはスラスラと解けたんでしょう か?

紺野 私には4歳離れた兄がいて、お笑いが大好きだったんですけど、その兄が友達同士で話すくだらない下ネタが、少年ならではのユーモアとオチがあって面白かったんです。それに自然と影響を受けていたと思いますし、私がお笑いに目覚めたのも兄の影響が大きいです。あと女子高では日常茶飯事で下ネタを言い合っていたので、本当は下ネタが普通に好きだったのかもしれないです。 

――ちんこ謎かけという思わぬ才能が開花して、すぐにテレビにも呼ばれたんですか? 

紺野 それが私の所属する松竹芸能は、あんまり下ネタを良しとしない空気だったんです。 ハッキリ言われた訳じゃないんですけど。なので2年ぐらい、ちんこ謎かけはコージー冨田さん主催のライブだけでやるものって決めていました。

――転機になったのは?

紺野 ねづっちさんが、謎かけの上手いおススメ芸人として『お願い!ランキング』(テレ ビ朝日)に呼んでくださったんです。そこで、ちんこ謎かけを披露して、収録中も手ごたえを感じましたが、放送を見ても結果を残せた実感がありました。すると放送翌日に、吉田照美さんがラジオで褒めてくださって、番組にも呼んでくれたんです。それをきっかけに仕事も増えて。さらに、ある番組のオーディションでお会いした伊集院光さんがラジオで「難しい芸事をやっている」と評価してくださったのもあって、たくさんのバラエティに呼んでいただけるようになりました。

※後編「ブルマ姿で一発ギャグをしていた頃は痛々しくて浮いていた」はこちらから
※後編は21日(金)午前11時30分公開予定です。

紺野ぶるま
紺野ぶるま『下ネタ論』
発行元:竹書房
発売日:2020年7月30日
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