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UPDATE|2020/09/05

HKT48村重杏奈&松岡菜摘が、新劇場オープンに向けて本音を吐露「待っているだけではいけない」

1期生の集合写真(深川舞子卒業公演より。宮脇咲良は現在I*ZONE専任活動中)

今年9周年を迎えるHKT48。秋には新劇場のオープンも控え、HKT48はどう動き出しているのか…ドキュメンタリー形式で綴る短期集中連載がスタート。長年グループの活動を追い続けてきた元『週刊プロレス』記者で、『活字アイドル論』『ももクロ独創録』など多くの著書を持つ小島和宏氏がメンバーへの徹底取材を行い、HKT48の「今」に迫る。第一回目は、1期生の村重杏奈、松岡菜摘が、新劇場について本音を語った。

【写真】オープンを控えるHKT48の新劇場

コロナ禍ですべてのアイドルグループが大きな影響を受けた。特に大人数で活動するグループは、全員がステージ上に集まるだけでソーシャルディスタンスが保てなくなる、という深刻な状況に直面していた。

各グループとも配信ライブなどで新しい方向性を模索してきたが、少しずつ深刻な状況が緩和されてくると、もうひとつの問題が浮上する。東京から離れた場所に拠点を置いているグループはテレビ出演しようとしても「大人数での大移動」を伴うため、そう簡単には事が進まない。

この時期、メディアから発信することができない、というのはちょっと手痛い。熱心なファンは積極的に情報を取りにいくが、それ以外の人たちは基本的に受け身だ。情報が発信されない=なにもやっていない、と思われてしまっても仕方がない。

だが、実際にはどうか?

HKT48は着実に動いている。目に見えない部分も含めて、大きなうねりが今、メンバーの中で起きているのだ。

そんな大事な時期がコロナ禍のせいで伝わらないのは、なんとも歯がゆい。そこで今週から短期集中連載として「HKT48の今」をお届けしていくことにする。多くのメンバーからZoom取材により証言を集め、この春のこと、今のこと、そして明るいニュース満載のこれからのことをドキュメンタリー形式で綴っていこうと思う。

AUTHOR

小島 和宏


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