──相田さん自身、アイドルは好きだったんですか?相田 友達の影響で好きでした。ステージの上で輝いているアイドルさんに憧れていたんですけど、そこまで強い気持ちでオーディションを受けていたわけではなく。若気の至りと言うか、ノリで受けていたんですけど……。あるオーディションを受けて落ちてしまったんですけど、「良かったらアニメソングを歌うボーカルユニットのオーディションがあるので参加してみませんか」と声をかけていただいて。それに参加して、気付いたらARCANA PROJECTにいました(笑)。
佐々木 私は最初、仮免の試験があったので受けるかどうか迷っていました(笑)。でも、お母さんがたまたまタロットカード占いのYouTubeを観ていて、それを参考に私を占ったら、「近いうちにいいことがあるみたいだから試しに行ってみれば」と言われて、行ったらメンバー入りが決まりました。
──佐々木さんは2歳5ヶ月で初ステージを踏んだそうですね。佐々木 はい。ずっと演歌を歌っていて、『THEカラオケ★バトル』のU-18四天王にもなりました。
──どうして演歌からアニソンを歌おうと思ったんですか?佐々木 アニメも大好きだったんです。それでアニソンを始め、いろんな曲に挑戦したい気持ちもあったので、ARCANA PROJECTに入ることを決めました。
花宮 私はBiSというグループにいたんですけど、一度解散したので、「事務所さん拾ってください」ってFA宣言をしたんです。そのときにご縁があってディアステージさんに入ることが決まりました。その際に、新グループを作る構想があると聞いていたんです。それがARCANA PROJECTでした。
──BiS が所属するWACKに残る選択肢はなかったんですか?花宮 正直、迷いました。でもアニソンを歌いたい思いもずっとあって、初めてディアステージさんとお話をしたときに、そういうグループを作りたいという話題も出たので、移籍を決めました。
──ディアステージには厳しい合宿もないですしね。花宮 そうですね(笑)。
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▽ARCANA PROJECT
アイドルユニット「でんぱ組 .inc」やアニメ「アイカツ!」の歌唱ユニット「STAR☆ANIS」などが所属するDEARSTAGEと、数々のアニメヒットソングを生み出し続けているランティスとが共同でプロデュースを手掛ける2020年始動の6人組ボーカルユニット。タロットカードをベースにした世界観とメンバーの愛するアニメソング界に敬意を払いつつ、様々なジャンルの歌にチャレンジし続ける。
1stデビューシングル『カンパネラ響く空で』が9月9日(水)発売。