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UPDATE|2020/09/07

『日向坂で会いましょう』オードリー若林も戸惑う「ぶりっ子大喜利」で名回答を連発した加藤史帆のバラエティ適応力

アイドル番組定点観測 第81回

雑誌やweb媒体でアイドルの記事を数多く執筆するライターの左藤豊氏が、1週間アイドルたちが出演するレギュラー番組や冠番組をチェック。その週、テレビで輝いていたアイドルたちについて思い入れたっぷりに語ります。第81回となる今回の観測期間は8月31日(月)~9月6日(日)。

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きっと多くのアイドルファンが固唾を呑んで見守っていたであろう、9月6日(日)放送『日向坂で会いましょう』(テレビ東京)の「第2回ぶりっ子選手権(後編)」。企画考案者の渡邉美穂や宮田愛萌といった優勝候補メンバーが次々に予選で敗れる波乱の中、見事2代目女王に輝いたのは加藤史帆でした。もちろん他のメンバーも健闘しましたが、準決勝と決勝の戦いぶりを見れば納得の結果ではないでしょうか?

特に準決勝「ぶりっ子大喜利」での加藤の回答はキレキレで、MCのオードリー・若林正恭から「IPPON」をもらうほど。……って言うかそもそも「ぶりっ子大喜利」って何だ!? 大喜利百戦錬磨の若林ですら「オレ普通に『ぶりっ子大喜利』って言ってるけど、初めてなんですよね」と戸惑うほどの珍企画だったにも関わらず、メンバーは次々に“アザトカワイイ”ボケを繰り出していて、改めて日向坂46のバラエティ力&適応能力の高さを見せ付けられました。

そして最終的に、準決勝以上に勝ち残ったメンバー8人には(恐らく過酷であろう)ヒット祈願ロケ参加というオチまで付いた「第2回ぶりっ子選手権」。第1回と比べると可愛さだけでなく面白さを求められる比重も高まっていて、筆者もテレビの前で大笑いの連続だったのですが、第1回決勝でメンバーとオードリー・春日俊彰がショートドラマを演じた「ドキドキ妄想シチュエーション」(ファンにはおなじみの名言「ニブダヨ」が生まれた瞬間!)のような胸キュン企画も見たかったので(今はソーシャルディスタンスの関係で難しいのかな?)、またどこかでやってくれたら!

AUTHOR

左藤 豊


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