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UPDATE|2020/09/17

アプガ(仮)佐保明梨✕(2)吉川茉優「どんな声があっても、メンバーの気持ちが一つになっていれば大丈夫」

吉川茉優(左)と佐保明梨(右) 撮影/土屋恵介


──将棋の名人が先の攻め手を考えて駒を置くみたいに、立ち位置を決めたりすると。

吉川 そうなんです。そこまでの目線はまだ私たちにはないので、なるほどなって一緒にリハしているとすごく勉強になります。

佐保 やっぱり、私たちはハロプロエッグ時代から、学んできた場所も見てきたものもずっと一緒なので、お互い心の中で見ているものが分かるんです。

吉川 それはめっちゃ強いですね。

──佐保さんからのアプガ(2)へのアドバイスはありますか?

佐保 アプガ(2)は爽やかでかわいいってイメージじゃないですか。もちろん大人っぽいかっこいい姿も見たいんですけど、それはもう何年か経つと自然と見られると思うので、今はかわいい部分を突き詰めて欲しいなと思いますね。やはり初期メンバーは後輩メンバーを引っ張る立場だから、私から見ても、かわいさを出すのにちょっと照れが出てきてるのかなって思うことがあるんですよ(笑)。

吉川 いやー、そうですね(笑)。

佐保 でも、これからまた5年くらい経って振り返ったら、あのときはまだ全然かわいいのができたなって思うはずなんです。私たちは、かわいいって言われる年齢のときにあまりかわいい曲やらなかったので(笑)。

──基本、上へ上へと燃えたぎってましたからね。

佐保 そうなんです。振り返って、そういう期間なかったなって悲しくなったりするんです(笑)。今からそこに戻れないじゃないですか(笑)。なので、純粋に何も考えずにかわいさをもっと楽しんで欲しいなって。

──人間、自然と大人になっちゃいますし。

佐保 そうなんですよ。私たちもそういう話をハロプロエッグのときに先生に言われてたんです。大人っぽい表現は大人になったらできるから、今しかできないことをやりなさいって。そのときは意味が分からなかったんですけど、最近アプガ(2)を見ていてあのときの先生の言葉が分かりました。今しかないかわいいを武器に、自信を持って楽しんで欲しいなって思います。

吉川 ハイ、がんばります(笑)。
AUTHOR

土屋 恵介


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