昨年12月21日に4人体制として再スタートしてから約9ヶ月間活動を続けてきた“新生”夢みるアドレセンス。まだ活動歴が浅く、加えてこのコロナ禍のなかで「夢アド」の看板を背負うことになった山口はのん、山下彩耶(共に2017年12月加入)、白川蘭珠、鳴海寿莉亜(共に2019年12月加入)の4人にとってここまでの道のりは決して平坦なものではなかっただろうが、グループにとって約1年半ぶりの新譜となるアルバム『SUPER JET SUPER』を9月30日に発売することが出来たのは、彼女たちにとって大きな前進となったはずだ。今回、そんな「夢アド」の4人にインタビューを行い、現在のメンバー同士の関係性やグループに対する想いなどを語ってもらった。(3回連載の2回目)
【写真12点】個性豊かな「夢みるアドレセンス」メンバーの撮り下ろし写真 * * *
──それぞれ夢みるアドレセンスに加入した経緯を教えてほしいのですが、まず山口さんと山下さんは3年前に同じオーディション(「なれんの!? 夢アド!?」オーディション)を受けていたんですよね。
山口 もともとはモデルさんになりたくて関西でモデルのお仕事をしていたのですが、ちょうどそのときに出演した「関西コレクション」で夢アドの新メンバーオーディションを関コレとコラボでする発表があって。私、もともとメンバーさん達のことを知っていて、「モデルもしながらアイドルもしていて、すごくカッコイイな」と思っていたので、チャレンジしてみようって思いました。
──先輩メンバーでは特に誰に憧れてたんですか?
山口 私は志田友美さんです。小学生のときに「サン宝石」っていう雑貨屋さんのカタログを頼んでいたのですが、そのカタログの表紙に友美さんが載っていて「めちゃめちゃ足長くて細くて可愛いな」って思っていました。その人がアイドルだってことを知ったのはその関西コレクションのときだったんですけど、「いいなぁ、輝いてるなぁ」って憧れていました。
山下 うんうん。彩耶も「サン宝石」頼んでた。懐かしいね。
──山下さんはなぜオーディションを受けたんですか?
山下 彩耶も同じく夢アドを知ったきっかけは志田友美さんで、最初は単独のモデルさんとして知って、友美さんを辿っていったら夢アドに辿り着きました。私、北海道出身なのですが、東京にTIF(TOKYO IDOL FESTIVAL)を観に行ったときに夢アドさんも出ていて、そこで惹かれたのがオーディションを受けたきっかけでもあります。