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UPDATE|2020/10/16

映画『鬼ガール!!』で初主演、フレッシュ女優・井頭愛海が明かす“意外すぎる”特技「極めていけたら…」

井頭愛海 撮影/松山勇樹



――ヒロインの鬼瓦ももかちゃんは、全力で青春を楽しみたい女の子です。井頭さんと似ている部分はありますか?

井頭 鬼の末裔なだけあって、感情の起伏が激しく、すぐ気分が上がったり落ち込んだり……その性格はよくわかりますね(笑)。それはももかが、自分探しというか夢中になれるものを見つけたいからなんです。私も、女優になりたい! という思いを持ってこの業界に入ったので、夢中になれるものに対しての気持ちは似てるかもしれません。初心を思い出させるようなセリフもありました。

――芸能界に入ったのは、“美少女コンテスト”がきっかけですよね?


井頭 当時、小学校6年生だったんですけど、その時は夢に向かって、ももかのようにキラキラしてたはずです!(笑)

――今でもキラキラしてますよ!


井頭 いやいやいや(笑)。ありがとうございます。女優を目指したいと思ったきっかけは、母に連れられて観に行ったミュージカル『アニー』に衝撃を受けまして。同年代の子たちが舞台の上でキラキラしている姿に憧れて、「いつか私も舞台に立つ方になりたい!」と思っていた頃を思い出しました。

――作品の中で、イケメンの先輩(上村海成)と、憎たらしい幼馴染(板垣瑞生)の間で揺れ動くももかの恋の行方も気になりました。井頭さんは、こういう両極端の男性のタイプで二択だと、実際はどちらを選びますか?


井頭 う~ん、実際、幼馴染だと小さい頃から知っているので、家族に見えちゃうんだろうなと思います。それで今までの関係性が壊れるのが嫌なので、一瞬のトキメキに逃げちゃうかもしれません(笑)。でも、映画の中の先輩は、だいぶキラキラしすぎてクセ者でしたね。やりすぎて面白かったんですけど(笑)。

――鬼瓦一家の食卓も仲の良さが出ていてひとつの見どころだと思いました。

井頭 お父さん役の山口(智充)さんが、みんなに話を振ってくださるんです。誰もがそこの空間に置いていかれないような、大らかな空気を作ってくださいました。弟役の末次寿樹君の話を皆で聞いてあげたり。その時は家族になっていましたね!


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