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UPDATE|2020/10/17

火将ロシエルがコスプレイヤーを目指した“原点”を語る「なぜか兄がメイド服をくれて…」

火将ロシエル

コスプレイヤーとして活躍しながら、コスプレイヤーたちが活躍できる道を切り開くため、自ら会社を設立した火将ロシエル。なぜ、コスプレイヤーの道へと進んだのか。そして、コスプレイヤーの地位向上のため、またプロのコスプレイヤーとしてどんな活動をしているのか…? その思いを聞いた。(前後編の前編)

【写真】絶対領域も眩しい、火将ロシエルのミニスカチャイナ服コスプレ姿

——「コスプレイヤーが活躍できる道を切り開く」を目標に掲げた株式会社「コプルト」を16年に立上げ代表を務めていますが、どういう経緯で設立されたのですか?

ロシエル コスプレを始めてからしばらくして、ゲーム会社さんなどのオフィシャル企業さんから正式な“お仕事としてのコスプレ”を依頼されるようになったんですよ。そうした中、クライアントさんからは「コスプレイヤーが仕事をちゃんとしてくれない」という話も聞くようになって。どうやらコスプレ=趣味の延長線のままという意識の子が多く、イベントのドタキャンや遅刻が頻繁に起こったそうなんです。ならばちゃんとコスプレイヤーを職業として確立できるように会社を立上げれば、クライアントさんも安心してコスプレイヤーに仕事を与えられるんじゃないかな? と思って立ち上げたんです。今はコスプレも文化として認知されて、プロのコスプレイヤーさんがモデルや声優、女優さんのお仕事に携わるようになってきました。コプルトにもコスプレを趣味から仕事に変えていきたいという子がたくさん増えて、私がコスプレを始めた頃には考えられないぐらいすごくステキな状況でうれしいです。

——そもそものコスプレを始めたキッカケは?

ロシエル ある日、私の誕生日に今まで一度もプレゼントをくれなかった兄が、なぜかメイド服をプレゼントしてくれたんですよ。しかも丁寧に夏用、冬用の2着を。

AUTHOR

田口 俊輔


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