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UPDATE|2020/10/14

【ライブ詳報】欅坂46、笑顔と涙のラストライブで5年間の歴史に幕、櫻坂46が誕生【写真36点】

欅坂46ラストライブ「THE LAST LIVE」DAY2より(撮影/上山陽介)


菅井は「次の曲で本当にラストの曲になります。5年間支えてくださった皆さん、応援してくださったすべての皆さまに感謝の気持ちを込めて、精一杯届けたいと思います。私たち欅坂46はこの曲で幕を閉じます。2016年4月6日、この曲で坂を上り始めました。聞いてください」と話してから、覚悟を決めた表情で「サイレントマジョリティー」と最後の楽曲を紹介。ミュージックビデオ撮影時の渋谷の街並みを再現したセットの上で、27人は一糸乱れぬパフォーマンスを刻み付けた。

荒い呼吸の音だけが会場に響く中、メンバーはアリーナ中央へと移動。欅坂46としてのすべてのパフォーマンスが終了し、万感の表情を浮かべるキャプテン菅井はメンバーを代表し「欅坂46が大好きです。皆さんとの5年間は、ずっとずっと宝物です。本当にありがとうございました。以上、欅坂46でした。ありがとうございました」と挨拶。オーケストラアレンジの「サイレントマジョリティー」と共にスタッフクレジットが流れるおよそ3分間、メンバーはお辞儀をし続けこれまでの感謝を伝えた。
欅坂46
深い余韻に包まれた会場には、新たな命の誕生を思わせる鼓動音が鳴りわたる。そして小林由依の「その角を曲がると、新しい坂道が続いてた」という語りと共に、改名VTRが流れだした。未来へ向かうグループの決心と覚悟が込められたその映像が「咲け、櫻坂46」という言葉で締めくくられると、メインステージには櫻坂46としてメンバーが登場。スクリーンに「櫻坂46 1st Single」の文字が浮かび上がると、突如として櫻坂46の1stシングル「Nobody’s fault」の歌唱が始まった。

グループカラーである白を基調とした衣装を着用したメンバー14名は、ロングスカートをはためかせ、ダイナミックかつ抑揚のあるダンスと力強い歌声で新たな物語の幕開けを告げる。歌唱を終えたメンバーの元に全メンバーが集合すると、26名は桜吹雪が舞う中ステージをあとにした。
     
なお「Nobody’s fault」は12月9日(水)に発売が決定し、詳細やフォーメーションに関しては、後日アナウンスされる予定となっている。欅坂46としてのラストライブを完遂し、櫻坂46として生まれ変わるその瞬間をついに迎えたメンバー。彼女たちがこれからどんな坂を駆け上がっていくのか、ぜひ目を離さずに注目してほしい。
櫻坂46

▽欅坂46 THE LAST LIVE セットリスト
DAY1  2020年10月12日(月)
OVERTURE
01. サイレントマジョリティー
02. 大人は信じてくれない
03. エキセントリック
04. 語るなら未来を・・・
05. 月曜日の朝、スカートを切られた
06. Student Dance
07. カレイドスコープ
08. 渋谷川
09. I’m out
10. Nobody
11. 東京タワーはどこから見える?
12. 避雷針
13. 不協和音
14. キミガイナイ
15. 君をもう探さない
16. もう森へ帰ろうか?
17. 黒い羊

DAY2 2020年10月13日(火)
OVERTURE
01. 危なっかしい計画
02. 手を繋いで帰ろうか
03. 二人セゾン
04. 太陽は見上げる人を選ばない
05. 制服と太陽
06. 世界には愛しかない
07. コンセントレーション
08. Deadline
09. 10月のプールに飛び込んだ
10. 砂塵
11. 風に吹かれても
12. アンビバレント
13. ガラスを割れ!
14. 誰がその鐘を鳴らすのか?
15. サイレントマジョリティー
16. Nobody’s fault (櫻坂46新曲)
CREDIT

撮影/上山陽介


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