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UPDATE|2020/11/04

ラストアイドルが答える“4つの疑問”(1)「毎シングル挑戦の連続、そんな私が自分に負けた瞬間」

左から西村歩乃果、阿部菜々実、長月翠、安田愛里

11月4日(水)に最新シングル『何人(なんびと)も』をリリースしたラストアイドル。毎シングル新たな手法を取り入れ話題を呼んでいるが、今回の楽曲では一度見たら忘れられないほどのインパクトを残す「殺陣」に挑戦。その苦労を語ると同時に、ファンならずとも気になる「4つの疑問」を阿部菜々実長月翠西村歩乃果安田愛里の4人が解決する。

【写真】ラストアイドルメンバーのソロカットほか撮りおろしショット

──まず、最新シングル『何人(なんびと)も』で一番苦労したポイントを教えてください。

阿部 この曲の見所はズバリ殺陣! 刀を持ったアイドルのパフォーマンスなんて前代未聞だし、一度見たら忘れられなくなるようなインパクトがあると思います。

西村 次のシングルで殺陣に挑戦すると聞いたとき、私はすごくうれしかったですね。もともと身体を動かすことが大好きですから。でも練習は……ものすごく大変でした。

安田 これまでもラストアイドルは「団体行動」「最高難度ダンス」などハードな挑戦をしてきましたが、今回が一番キツかったです。

西村 素振りの前に、まず刀をカッターで削るところから始めるんですよ。自分に合う形にしないと、手のひらを痛めてしまうので。

──そんなところまで自分でやられていたんですね。

長月 私は舞台を観るのが大好きなので殺陣も前から興味があったんですけど、実際にやってみるとビックリすることの連続でした。その中で気づいたのは、私たちの殺陣には「女の子ならではのカッコよさ」があるんじゃないかなということ。力強い中にも、女性らしい柔らかさとか美しさが表現できたらいいなと思って取り組んできました。

──殺陣って斬る側ばかり注目されがちですけど、実は斬られる側のリアクションも重要ですよね。

長月 斬られる側は超重要! そこがすべてと言ってもいいくらいです。

西村 たとえば斬る人が真ん中に1人いますよね。じゃあ、その周りを取り囲む斬られる人たちは何をすればいいのか? ぼけーっと待っているだけだと間抜けに見えるから、すり足で細かく移動したりとか、わざと遠くに飛ばされて戻る時間を稼ぐとか……。そのへんは自分で考えながら、アドリブで動かないとダメなんですよ。

阿部 私は斬る側なんですけど、斬られる側が上手に受け身を取ってくれると見栄えがよくなるし、自分が急に上手になった気がして(笑)。

西村 殺陣の見方が分からないという人は、とりあえず斬られる側の動きに注目していただけると面白さが分かるかもしれないです。

阿部 それと今回の『何人(なんびと)も』は、殺陣のアクションだけじゃなくて歌詞も戦闘的なテイストなんですよ。こんな時代だからこそ、ファンの方の背中を押してあげるような前向きで力強い曲に仕上がっています。ぜひこの曲を聴きながら、一緒に頑張って歩んでいけたらと思います!

CREDIT

取材・文/小野田衛 撮影/荻原大志


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