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UPDATE|2020/12/02

川島海荷×新井郁インタビュー前編、惹かれあった女優たちが挑む2人舞台『PINT』

(左から)新井郁、川島海荷 撮影/松山勇樹

12月2日(水)から浅草九劇で公演が始まった舞台『PINT』。女優・川島海荷が自ら企画を提案し、盟友であり女優の新井郁と2人で舞台に立つ。また、脚本・演出は数々のバラエティ番組などを手掛けるオークラ氏が務める話題作だ。今回、初となる2人舞台に挑戦する川島と新井に意気込みを聞いた。

【写真】プライベートでも親友である新井郁と川島海荷

──2人舞台『PINT』を制作することになったきっかけから教えてください。

川島 あられ(新井)ちゃんとは今までお仕事をしたことがなくて、ずっと一緒にお芝居をしてみたいと思っていたんですよ。でも、普段は恥ずかしくて言い出せなかったんです。でも、今年はコロナ禍で舞台が一つ中止になってしまい、悔しい気持ちと同時に、何か新しいことができないかなと考えるようになって。今まで自分から何かをやりたいと言うことが、あまりなかったんですけど、初めて自分発で「舞台をやってみたい!」と思ったんです。だけど、1人芝居は考えられなかったんです。そんなときに、あられちゃんに、「2人芝居やってみたいね」と何気なく話したら、「やろうよ!」ってことになって。他愛もない会話から、きっかけが生まれました。

新井 その話をする前に、私はとある舞台に出てまして、自分の中で不完全燃焼だったんです。がっつりお芝居がしたかったし、コロナ禍以降は面白いものを自分たちの力で作っていくのも必要かなと考えていた時期で。まさか海荷も同じようなことを考えていると思わなかったので、すぐに「私も2人芝居をやってみたい!」と乗っかりました。私もいつか一緒にお仕事をしたいと思っていたので、念願がかないました。

──プライベートで仲の良い友達と、2人きりでお芝居するのはどんな気持ちでしたか?

川島 仕事になったらバチバチするのかなとか、お互いに気に食わない部分が出て来るのかなって思ったりもしたんです。でも、お互いにマイルドな性格ですし、オークラさんの演出スタイルもがんがんダメ出しをするのではなくて話し合いながらなので、逆に楽しすぎて大丈夫なのかなと不安になるぐらい毎日稽古で笑ってます。

AUTHOR

猪口 貴裕


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