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UPDATE|2020/12/09

“アイドル17年” アプガ・森咲樹が、17歳の後輩に伝えたいこと<前半>「卒業するときは芸能界引退と決めていた」

左から新倉愛海、森咲樹 撮影/西邑泰和(GLEAM☆)

アップアップガールズ(仮)の古川小夏、森咲樹、佐保明梨、新井愛瞳がグループの卒業を発表したのは先月23日のことだった。2011年の結成から、いやそれ以前のハロー!プロジェクトエッグ時代を含めるとおよそ15年以上にわたって同じ道を歩いてきたメンバーたちはここで別の道へ進むこととなる。

中でもたった1人、アプガ(仮)だけでなく17年間親しんできた芸能界そのものから去る選択をしたのが森咲樹だ。アプガ(仮)メンバーがそれぞれ後輩グループ、アプガ(2)メンバーと対談する“闘魂伝承企画”3回目は、森咲樹と新倉愛海の対談をお送りする。

【関連写真】雨の上がった日比谷でアプガ(仮)見せた“らしさ”、熱いライブの模様

──新倉さんにとって森さんは憧れの先輩メンバーらしいですね。

新倉 そうなんです。だから森さんの卒業発表は、本当に私もビックリしちゃって……。

森 声、小さ(笑)!

新倉 ……ごめんなさい、ものすごく緊張しているんです(照)。でも森さんの場合、アプガだけでなく芸能界もやめるということなので、なおさら衝撃が大きくて。改めて伺いますが、なんで卒業しようと考えたんですか?

森 う~ん、卒業のこと自体は結構前から考えていたの。私の場合、ハロプロエッグを含めると17年もアイドルをやっていたわけだし。

新倉 17年か……。本当にすごいことですよね。だって今、私が17歳ですから。

森 そうか! ちょうど私がアイドルを始めた時期に、この世にオギャーって生まれたということだもんね! たしかにそう考えると感慨深いなぁ。

──そういう意味では、アプガ軍団も本当の意味で世代交しているのかもしれませんね。

森 そうですよね。ただ私の場合、これまで17年アイドルをやったとはいえ、長い目で見たら今後の人生の方が長いわけじゃないですか。そこで何をするかというのが大事だと思うんですよね。昔から私は好奇心旺盛なで、いろんなことにチャレンジするタイプ。人生は1回しかないわけだし、アイドル以外のこともやってみたいという思いが強いんです。新しい景色を見てみたいなという気持ち。それは「アイドルはやり切ったぞ!」と感じているからこそなんですけど。

CREDIT

取材・文/小野田衛 撮影/西邑泰和(GLEAM☆)


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