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UPDATE|2020/12/15

アプガ最年少・新井愛瞳が、“芸歴20年”22歳で選んだ「アイドル卒業という道」

左から佐々木ほのか、新井愛瞳 撮影/松山勇樹

アップアップガールズ(仮)の古川小夏、森咲樹、佐保明梨、新井愛瞳がグループの卒業を発表したのは10月23日のことだった。2011年の結成から、いやそれ以前のハロー!プロジェクトエッグ時代を含めるとおよそ15年以上にわたって同じ道を歩いてきたメンバーたちはここで別の道へ進むこととなる。

アプガ(仮)メンバーがそれぞれ後輩グループ、アプガ(2)メンバーと対談する“闘魂伝承企画”5回目は、「卒業はもったいない」と惜しむ声がやまないグループ最年少・22歳・新井愛瞳と、(2)最年少・佐々木ほのかの対談をお送りする。

【関連写真】雨の上がった日比谷でアプガ(仮)見せた“らしさ”、熱いライブの模様

──新井さんを含めたアプガ(仮)のメンバー4人が今年いっぱいで卒業すると電撃発表されました。佐々木さんは、そのことを知ってどう感じましたか?

佐々木 知ったのは世の中に発表される前日でした。だからファンの方とほぼ同じタイミングだったと思います。ちょうどその日はイベントがあったんですけど、いきなりスタッフさんからカメラを向けられたんですよ。

新井 カメラ? 急だと戸惑うよね(笑)。

佐々木 そうなんです。「何事!?」って緊張感が走りましたから。あたふたしながら荷物とかを片付けていたら、4人が卒業されるということを聞かされて……。その瞬間、何も言葉が出なかったです。リアクションがまったく取れなかった。あまりにも衝撃的で、その後もメンバー同士で完全に無言になっちゃいました。しばらくして、リーダーの高萩千夏ちゃんが強引に重い雰囲気を変えようとしたんですよね。

新井 何を言ったの?

佐々木 卒業の話を聞く前は全員で人狼ゲームをしていたんですよ。なので、そこでリーダーが「さて、今日の吊りは……」みたいな感じで話を無理矢理に戻したんです(笑)。みんなも「そうだ、そうだ! 吊らなきゃ!」って話を合わせましたけど、もちろん内心はそれどころじゃなくて。

新井 千夏ちゃんの強引な話の持っていき方すごいな(笑)。

佐々木 その場はそれで気持ちを切り替えたものの、そこからは何も考えられずに3日くらいボーッとしていましたね。ちょうどその前後に森咲樹さんからメールをもらったんです。そこには卒業を決めたうえで私たちへのメッセージが書かれていて、その文面を何度も何度も読み返しました。

CREDIT

取材・文/小野田衛 撮影/松山勇樹


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