アップアップガールズ（仮）の古川小夏、森咲樹、佐保明梨、新井愛瞳がグループの卒業を発表したのは10月23日のことだった。2011年の結成から、いやそれ以前のハロー！プロジェクトエッグ時代を含めるとおよそ15年以上にわたって同じ道を歩いてきたメンバーたちはここで別の道へ進むこととなる。
アプガ（仮）メンバーがそれぞれ後輩グループ、アプガ（２）メンバーと対談する“闘魂伝承企画”5回目は、「卒業はもったいない」と惜しむ声がやまないグループ最年少・22歳の新井愛瞳と、（２）最年少・佐々木ほのかの対談をお送りする。
【関連写真】雨の上がった日比谷でアプガ（仮）見せた“らしさ”、熱いライブの模様──では、ここからは後輩の佐々木さんから新井さんへの相談コーナーとしたいと思います。アイドル活動を続ける中での悩みを、この際だから解決していただきましょう！佐々木 新井さんと私って、グループの最年少メンバーという点が同じですよね。幼い頃から活動を続けてきて、大人になっていくときってイメージチェンジはどうやってしたんですか？
新井 イメージチェンジ？
佐々木 そうです。私も来年は高校生だから、髪型とかメイクとか着る洋服を少しずつ大人っぽくしていきたいと考えているんです。だけどファンの人からすると、急に大人っぽくなる私に違和感を覚えるらしいんです。まだ子供のままでいてほしいらしくて。
──でも、その気持ちも分かりますね。確かにこれは幼い頃から芸能活動をしていた人特有の悩みかもしれません。新井 これは切実ですよね。実際に私も「前のまぁなの方がよかった」とか言われたことがありますし。そこで離れていったファンの方もいます。結局、その人の好みからは外れちゃったんでしょうね。でも、それはしょうがないじゃないですか。私は私だし、年齢に合わせて変わっていくのは自然なことだから。
佐々木 やっぱりそうですよね。
新井 大人っぽいところも佐々木ほのか。子供っぽいところも佐々木ほのか。どちらもリアルな姿なんだから。無理することないし、自然な等身大の姿を出していくことが一番だと思うけどね。
──タレントってイメージ商売だから、たとえば急に金髪になったりするとファンも戸惑いますよね。新井 それはあります。たとえば私だったら、ショートカットがトレードマークみたいになっている部分があるんです。長いことショートで過ごしていると、たまには伸ばしたくもなるんです。だけど実際に伸ばしてみると、何かやっぱり自分的にもしっくりこないんですよね。
佐々木 新井さんはショートが本当に似合いますからね。
