FOLLOW US

UPDATE|2021/01/25

井上咲楽が岸田文雄元外務相に聞く「トランプ政権からバイデン政権へ、米国はどう変わりますか?」

左から岸田文雄、井上咲楽 撮影/松山勇樹

『月刊エンタメ』に連載中の「井上咲楽の政治家対談」、今回は宏池会会長を務め、外務大臣や防衛大臣などを歴任してきた岸田文雄議員が登場。元外務大臣に聞く、ジョー・バイデン新大統領がアメリカにもたらす変化とは。(4回連載の3回目)
※取材は12月2日に行いました

【写真】豪華な顔ぶれにイノサクさんも感嘆、岸田事務所に飾られた歴代入閣時の写真

井上 今年はアメリカの大統領選挙がありました。安倍政権で外務大臣を4年8カ月務めた外交のスペシャリストの岸田さんから見て、ジョー・バイデン大統領のアメリカはどう変化していくのでしょうか。それは日本にどんな影響を与えてくると思いますか?

岸田 まず、はっきりと言えるのはバイデン大統領になることで、トランプ前大統領の時代と比べてある程度、予測可能性が高まりますよね。トランプさんの場合、ツイッターで重要な決定について先に発表してしまうように、自分で、思いつきでどんどん動いてしまう人でした。その点、バイデンさんは下から積み上げていって結果を出すタイプ。ですから、アメリカがどっちの方向に動くかを少し前から予想ができるようになるはずです。

井上 外務大臣時代、オバマ政権で副大統領だったバイデンさんと会うことはありましたか?

岸田 来日されたとき、首相公邸で一緒に食事をしましたよ。ただ、当時の私の直接のカウンターパートはオバマ政権ではジョン・ケリー国務長官、トランプ政権ではレックス・ティラーソン国務長官でした(国務長官は外交を担当する大統領顧問団の1人で、日本の外務大臣に相当)。

井上 ケリーさんはバイデン政権に加わるみたいですね。

岸田 気候変動問題の大統領特使になるという発表がありました。そして、私が外務大臣やっているときにケリー国務長官の下にいたアントニー・ブリンケン副国務長官が新たな国務長官に。オバマ政権時代の相手側の皆さんがまた今回表舞台に出てきて活躍するわけです。

井上 そうなんですね。

CREDIT

取材・文/佐口賢作 撮影/松山勇樹


RECOMMENDED おすすめの記事

RELATED 関連する記事

RANKING 人気の記事