1月9日にスタートした池脇千鶴主演・オトナの土ドラ『その女、ジルバ』。9年ぶりの連ドラ主演となった池脇千鶴の徹底した役作りと圧巻の演技が早くも話題となっている。その『その女、ジルバ』から池脇演じる笛吹新が働く超高齢熟女BAR「OLD JACK&ROSE」のママを演じる草笛光子のインタビューが到着した。
【関連写真】池脇千鶴の徹底した役作りが話題に、『その女、ジルバ』場面カット本作は池脇演じる40歳の笛吹新が、BAR「OLD JACK&ROSE」で働き始めたことをきっかけに、どんな時代も明るくポジティブに生きてきた熟女ホステスたちに影響をうけ、前向きに歩み始める物語だ。
BAR「OLD JACK&ROSE」のくじらママを演じるのは、年齢を重ねてもなお輝きを増し続ける芸歴70年の大女優・草笛光子。現場では、ゴージャスなドレスをさらりと着こなし、BARのセットに入るその格好良さに共演者、スタッフも毎回見惚れるばかりという。
そんな草笛に今回の役の印象や作品への思い、知られざる私生活について聞いた。
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――草笛さん演じるくじらママの印象を教えてください。草笛 くじらママは、戦前戦後を生き抜いて、人生山あり谷あり生きてきた女性です。私と同じ境遇でもあるので、演じるうえではそうした部分を上手く出せたらと思っています。
――BAR「OLD JACK&ROSE」は熟女ホステスばかりの珍しいBARです。草笛 このBARで働いているホステスさんはみんな高齢でして、その中でも私が一番高齢で、面白いと思ってお引き受けしました。ちなみに私は今、どこに行っても最高齢です(笑)。ホステス役の皆さんが、個性的な方ばかりで現場に行くのが楽しいんです。一人一人のキャラクターが際立っているので、私はママとして大きな心で温かく見守っていきたいですね。私は皆さんがキラキラと輝く姿を見ているのが一番楽しいです。
――くじらママを慕う常連客も多くいらっしゃいますね。草笛 私、逆に伺いたいんです。このBARに来る男性って、どういう方が多いと思いますか? 若い方には出せない会話を楽しみたいのか、母親みたいな存在に包まれたいのか? ドラマをご覧になって「こんなBARがあるといいな」と思う男性がいらしたら、何を求められているのか、ぜひお伺いしてみたいですね。
――ゴージャスなドレス姿も素敵です。草笛 そんなことないですよ。こんなことは言いたくないですけど、少々コロナ太りをしちゃいまして…。これではいけない!と思って、トレーニングを再開しました。
――普段からトレーニングなどはされていらっしゃいますか?草笛 新型コロナウイスが流行し始めてからは少し休んでいましたが、今は週に一度は自宅にトレーナーの方に来ていただいて、マンツーマンで教えてもらっています。トレーナーの方からマスク越しにげきが飛んできて、私はマスクをしながら「はい!」って言うものですから、苦しくて(苦笑)。トレーニング以外にも、普段からなるべく階段を使うように意識しています。