――応募者の幅が広がったことの弊害はありますか?渡辺 選択肢は広がりましたが、WACKのフィロソフィーは変わらないので、本当についていけるのかなというのは感じます。僕たちは、かっこいいことはもちろん、変なことや、ダサいこともやるので、いわゆる“アイドル”をイメージされてしまうと、厳しい部分はありますね。
――過去のオーディション合格者に共通するものは何ですか?渡辺 一日一日、手を抜かないこと。オーディションに真摯に向き合えるかどうか。自分の限界を超えていこうとする信念みたいなのが見える子が残っていくのかなと思います。
――オーディションの時点で歌とダンスはあまり重視しないんですか?渡辺 そんなに気にしてないですね。たとえばダンス面で言うとTWICEみたいに何年も厳しいレッスンを受けている人たちには勝てないので、僕たちは気持ちの部分で勝負したいなと思っています。
※インタビュー後編「NiziUが羨ましいと思う一方、だからこそ共存できているのかなとも」は
こちらから。
▽『らいか ろりん すとん-IDOL AUDiTiON-』1月15日(金)よりテアトル新宿ほかにて全国順次公開監督:岩淵弘樹 バクシーシ山下 エリザベス宮地プロデューサー:渡辺淳之介撮影:岩淵弘樹 バクシーシ山下 エリザベス宮地 白鳥勇輝出演:BiSH BiS EMPiRE CARRY LOOSE 豆柴の大群 GO TO THE BEDS PARADISES WAgg オーディション候補生配給:松竹 映画営業部ODS事業室/開発企画部映像企画開発室2020年/82分/ヴィスタサイズ/2.0ch ステレオ/(C)WACK.INC▽『らいか ろりん すとん-IDOL AUDiTiON-』公式サイトhttp://rolin-ston-movie.com/