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UPDATE|2021/01/29

新型コロナから復帰、Mリーグ・丸山奏子の麻雀シンデレラストーリー「就職先も麻雀で見つけました」

撮影/松山勇樹


――プロになる前から麻雀で仕事を見つけていたとは(笑)。就職してからも、趣味で麻雀は続けていた?

丸山 もちろん。入社式が終わったその日に「じゃあ打とうか」って言われて、そのまま会社の麻雀好きの人たちに交じって打ってたくらいです(笑)。その流れで、私が部長と言う名のセッティング係になって、社内の麻雀部ができました。その人たちとセット(雀荘の卓を借りて仲間内で麻雀を打つこと)をしたり、バイトで知り合った人たちがいる雀荘に1人で行ったりしていましたね。とにかく、暇さえあれば麻雀。

――どハマりしてるじゃないですか!?

丸山 会社が、バーベキューとか運動会とか、イベントが年にいくつかあるところだったんですけど、そういうイベントの前日はたいてい、前日に徹夜で麻雀をして、みんな寝ないで参加する、みたいなこともやってました(笑)。私、大学ではあんまり友達関係が広くなくて、なんかしっくりこないまま卒業したんです。新しい場所でいろいろ人間関係を探りながらやっていくのが自分にとってちょっとストレスだったんですよ。でも麻雀を通して知り合った人は、前提として好きなもの、楽しいことを一緒に共有しいてる人たちだから、居心地が良かったんです。そういう輪が広がっていって初めて「東京に来てよかった!」って思えるようになったというのもあって、どんどんのめりこんでいきましたね。

――単なる麻雀好きから「プロ」になったのは何がきっかけだったんですか?

丸山 友達の女の子に「今度、競技の大会に出るんだけど一緒に出ない?」って誘われて。プロがやる麻雀は「競技麻雀」と言われていて、存在は知っていたんですけど、一般人でも大会なんかに参加できることは知らなかったんです。「何それ面白そう! プロと一緒に打てるんだ!!」って参加したら、今までやってきた麻雀とまったく空気が違って。みんなものすごく集中して、私もめちゃくちゃ緊張したけどすごく楽しかった。アドレナリンが出る、っていうんですかね。

その初めて出た大会の予選で国士無双(麻雀で最高点の役のひとつ)をあがって予選を通過できたこともすごくうれしくて、自分でそういうアマチュアも参加できる大会を探して出るようになったんです。それからプロの世界、いま私が所属している最高位戦日本プロ麻雀協会のリーグ戦なんかも見学しに行くようになったり。真剣に集中して麻雀している姿がカッコよくて、知り合いのプロの人がリーグ昇級できなかったときは、感情移入しちゃって会場で大泣きしたこともあります(笑)。

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