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UPDATE|2021/02/07

クロちゃんがAKB48の再浮上を語る「運営もメンバーも同じことをやっていてはダメ」

クロちゃん

バラエティ番組ではドッキリを仕掛けられ、ネットでは大炎上。お騒がせ芸人クロちゃんが大好きなアイドル文化についてお題に沿って持論を語る当連載。今月は、2020年末の『NHK紅白歌合戦』にAKB48の出演が叶わなかった件について、いちファンとして大真面目に語ります!

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 11年続いていたAKB48の『NHK紅白歌合戦』連続出場が途絶えました。これだけ大きく報じられると、アイドルのことを全然知らないオジサンなどは「もうAKBの時代は終わりか……」と考えるのも無理はない。去年から選抜総選挙もやらなくなりましたし、48グループ全体が大きな曲がり角に立たされているのは間違いないでしょう。

 辛いのは、みーおん(向井地美音)がツイッターで謝罪コメントを出したじゃないですか。「先輩たちが繋いでくださったバトンを止めて不甲斐ない」とか。こんなのはメンバーだけの責任じゃ絶対にない! 真面目な性格なのは分かるけど、全部を抱え込まないでほしいしん! 

今のみーおんは1人のプレーヤーとして「どうしたら人を惹きつけられるか?」というところに立ち返った方がいいと思う。そうすることで周りも「向井地さんについていこう!」となるはずだし、いろんなことが上手く回り始めるんじゃないかな。

本音を言うと、僕自身は紅白落選をさほど悲観してはいないんです。むしろ今回はAKB48が新しく生まれ変わるチャンスだと考えています。それというのも、過去にモーニング娘。というV字回復した前例があるから。

AKB48がアキバ枠で紅白初出場を決めたとき(07年)、ちょうど入れ替わるようにして何年も紅白に出続けていたモーニング娘。が落選したんですね。だけど、今のモーニング娘。をオワコンとか言う人はいないじゃないですか。若返りを成功させるっていうのはそういうことです。

AUTHOR

小野田 衛


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