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UPDATE|2021/02/03

『そこさく』で垣間見えた櫻坂46・森田ひかるの「素」と、『ノギスキ』での乃木坂46・林瑠奈の「素」

アイドル番組定点観測 第102回

雑誌やweb媒体でアイドルの記事を数多く執筆するライターの左藤豊氏が、1週間アイドルたちが出演するレギュラー番組や冠番組をチェック。その週、テレビで輝いていたアイドルたちについて思い入れたっぷりに語ります。第102回となる今回の観測期間は1月25日(月)~1月31日(日)。

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2017年1月より雑誌連載として始まった当コラム。2019年にWEBへ引越し&週刊化を経て丸4年となりましたが、今後もあくまで筆者がアイドル番組を見てグッときた部分の感想を書くだけというコンセプトを貫いていこうと思います(鋭い分析や考察は評論家さんにお任せします)。その意味で前週筆者がとても印象に残ったのは、1月31日(日)放送の櫻坂46冠番組『そこ曲がったら、櫻坂?』の森田ひかると藤吉夏鈴のやりとり。

この回は「センス女王決定戦」という企画のもと、メンバー同士で特徴を捉えたキャッチコピーを付け合う「メンバーキャッチコピー選手権」を行なわれ、藤吉が森田に対して「フィリピンメガネザルの人間版」と命名。藤吉自身は「目がパッチリしてて女の子っぽいから」というあくまで“褒め言葉”としてこのコピーを提案したものの、森田はこれを聞くや「ね~ぇ~! ちょっと! 悪口!」と藤吉に反発。

このやりとり自体面白かったのですが、個人的には森田の「ね~ぇ~!」が非常に“素”っぽく聞こえまして。楽屋とかでもメンバー同士が楽しそうに戯れている画があの「ね~ぇ~!」を聞いて頭に浮かんだんですけど、いかがでしょう? センス対決の本筋とはずれるものの筆者としては森田の“素”(っぽい感じ)を引き出した藤吉に1ポイントあげたいです。

なおこの日の放送では森田自身も活躍していて、守屋茜に対し「強さ」の意味を込めた「バトルタワー最上階」という強烈なコピーを付けたり、あと「写真センス選手権」でも「花鳥風月」というタイトルで美しい風景写真を提出する(ただオンエアではダイジェストになっていてもったいない!)などセンスを発揮。「センス女王決定戦」は次回も続くので、最終的に誰が女王に輝くのか注目です!

AUTHOR

左藤 豊


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