HKT48メンバーが企画・演出・俳優全てを担うオンライン演劇公演『HKT48、劇団はじめます。』が、2月20日より上映する。オンライン劇団の「劇団ノーミーツ」のサポートのもと、HKT48メンバーが0から演劇を作りあげるプロジェクトで、メンバー一丸となって初の試みに挑戦している。今回、劇団のプロデューサーを務める地頭江音々と坂口理子に、アイドル活動の傍ら、劇団の裏方を務めることについて…またオンライン演劇公演の意気込みを聞いた。
【写真】HKT48の新劇場を案内する坂口理子&地頭江音々【13点】――HKT48の『HKT48、劇団はじめます。』プロジェクトは、企画・プロデュース・脚本・演出・衣装・美術・音響・映像・配信・広報・出演…と、メンバーが演劇の裏方も担当するという画期的な企画ですね。坂口理子さんは劇団「チームミュン密」、地頭江音々さんは劇団「ごりらぐみ」の、プロデューサーを務めています。お2人はアイドルですが、表舞台に立つ役者ではなく、プロデューサーを志望したのはなぜですか?坂口 普段からメンバーと話すことが多くて、メンバーのことを深く知っているので、プロデューサーなら活かせるのかなって。普段自分たちがコンサートをさせていただくときに、裏で一体どれくらいの方が動いてくださるのかを少しでも知れた方が、表舞台に立つときに表現の幅が広がるかも…とも思いました。今、SNSの時代じゃないですか。私がHKT48に入ったときは、今みたいに街中でみんなが自撮りしているような時代じゃなかったので、自己プロデュースってよくわからなくて。だから、プロデューサーを経験して今後は自己プロデュースにも活かせたらいいなって。
――劇団のプロデューサーって実際は何をしているんですか?坂口 スケジュール管理や定例会議…などなんでもです(笑)。まずは、いついつまでに脚本が必要で、いつまでに衣装が必要で、稽古はいつ初めて…とかスケジュールを決めて。
地頭江 最初、プロデューサーがどういうものか何も知らないまま「本格的なスケジュールを立ててください」って言われて(笑)。どうしようどうしようって…。