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UPDATE|2021/02/15

池脇千鶴主演『その女、ジルバ』竹財輝之助に聞く「40歳という年齢と人生の転機」

東海テレビ・フジ系「その女、ジルバ」 白浜峻輔(竹財輝之助)、笛吹新(池脇千鶴)

放送初回に「オトナの土ドラ」シリーズ最高視聴率を獲得、連ドラ9年ぶり主演の池脇千鶴の等身大の演技が共感を呼んでいる『その女、ジルバ』。後半戦は、主人公・笛吹新(池脇)を中心にそれぞれの幸せを模索しながら生きるリアルな女性の姿が視聴者の共感を呼んでいる。新が超高齢熟女BAR「OLD JACK&ROSE」に出会ってから、回を追うごとに輝きを増す姿にも注目だ。

【関連写真】池脇千鶴の徹底した役作りが話題に、『その女、ジルバ』場面カット

13日(土)放送の第6話で突然店に現われ、アララに花束を贈った白浜峻輔。イケメン度と対応のスマートさに、気持ちが揺れるアララ。でも店にやってきたのには、ある理由が…。アララにも、「OLD JACK&ROSE」の面々にとっても、後に大きな影響を与える謎の男・白浜を演じる竹財輝之助に、話を聞いた。

     *     *     *

――ドラマの感想と今回演じる白浜峻輔について教えてください。

竹財 僕も主人公の新と同じで現在40歳で、つい年齢のことを言うことが多くなりましたが、そんなことを気にするのが馬鹿らしくなるような作品ですね。お姉さま方の力強いセリフが印象に残ります。

僕が演じる白浜は一言で言うと“謎の男”でしょうか。ブラジルをルーツに持っている根無し草ですが、その部分はあまり見せないようにしようと監督ともお話していて「この男、何かあるのでは?」とミステリアスな部分がうまく表現できればと思っています。

――池脇千鶴さんと共演された感想は?

竹財 素晴らしい俳優さんだと思っていましたが、現場に行くと僕の知っている池脇さんがいなくて、すでに存在自体が“新”そのものだったんです。(BARに飾ってある)ジルバの写真も、池脇さんの表情が素晴らしく圧倒されました。撮影は緊張感を持って身の引き締まる思いで臨むことができました。池脇さんには俳優とプライベートのスイッチの切り替えなど、色々聞いてみたかったですね。

――竹財さんご自身“40歳”という年齢に重みを感じることはありますか?

竹財 年齢を重ねて「今、脂が乗ってきている時じゃない?」と言われることは多くなりました。でもここ最近、体と頭のズレを感じる時もあります。何でもないところで転んだり、階段につまずいたり(苦笑)。キャリアを積んで仕事ができるようになってきた一方で、体力は落ちていくような、反比例を感じる年代です。

それもあって、10㎏近く体重を落としたのですが、よく動けるようになって調子がいいんです。この体力を維持していきたいですね。

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