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UPDATE|2021/02/18

NMB48はナンバトルでどう進化したか、劇場公演第2クールも忖度なしでレポート【写真20点】

2月7日(日)に開催されたW1N-Cの公演より 撮影/東由樹


■2月7日(日)W1N-C

 第1クールを首位で折り返したW1N-C。この日の昼に2位だったきゅんmartが公演を終えており、首位争いの直接対決の様相を呈した2戦目を迎えた。

 2クール目もW1N-Cはやはり強かった。振りもそろっていて、観ていて心地よい。各メンバーのモチベーションも高い。欠点らしい欠点がないのが強みだ。この公演を2~3年やっているのではないかと思ってしまうくらいだ。

 細かな点まで気を配っていることにも気がついた。例えば、M6の『全力グローイングアップ』。「草野球のホームラン」という歌詞があるが、そこでメンバー(配信では山本望叶がアップになっていた)は目線を上にやっていた。何をしているかというと、ホームランが描く放物線を黒目を動かすことで表現しているわけだ。このように細かいところまで疎かにせずこなしているから得点が伸びるのだ(他のグループの同じ個所をチェックしたところ、きゅんmartの本郷柚巴だけは同じ動きをしていた)。歌詞を読んで、表現するとはどういうことか。その2人はよく理解している。

 思えば、このグループには選抜常連は少ない。最新シングル『恋なんかNo thank you!』でいえば、川上千尋と山本望叶のみ。それなのに、このレベルを維持できるとは……。3クール目にはどこまで化けるのか、まだ底が見えない。

筆者採点:90
NMB48

■2月8日(月)みっくすじゅーす

 1クール目は3位スタートとなった「みっくすじゅーす」。決して悪くはない。振り付けはそろっている。若さにもあふれている。一見すると、大きな問題は見当たらない。なのに、どういうわけか点数は伸びなかった。どこに原因があるのか。そのあたりに注目してみた。(この日は折坂心春が休演で、急遽7人体制の上演となった)。

 MCで黒田楓和が、「(前回の公演では)ダンスの先生から『全然ミックスしてないよ』と言われた」と話していた。それこそが核心だと納得した。はっきり書いてしまうと、若手の表情がいまひとつなのだ。

 長年公演を観ていて感じるが、表情を作る作業は一朝一夕にはできないもの。歌詞のニュアンスを理解し、表現することは至難の業だ。キャリア1年未満でそれを求められるのだから、7期生にとっては難度が高すぎる。それを指導するのが先輩の役割ではあるが、指導したところですぐにマスターなどできない。そこで問われてくるのは完成度ではなくて、上達度だ。

 3クール目の上達ぶりに期待しよう。

筆者採点:83
NMB48
AUTHOR

犬飼 華


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