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UPDATE|2021/03/10

『アメトーーク!』40歳バイト芸人で話題、レアレア・桑折が語る、19年「やよい軒」をやめない理由

レアレア・桑折正之 撮影/松山勇樹



――20年近くも働き続けながら今でも食べていられるのは、飲食チェーンとしてはすごく信頼がおける店だな、という風に思います。

桑折 おかずも美味しいし、栄養的にも問題ないんですけど、やっぱり一番はご飯が美味しいんですよね。やよい軒はご飯おかわり無料がやっぱり一番のウリなんで。炊き方1つにしてもいろいろマニュアルがあって、かなりちゃんと管理してるんですよ。

――番組では、「ごはんを入れてある保温ジャーのふたを開ける音でご飯の残りの量が分かる」という特技も公開されていました。そうした長年の経験で見極めてきたわけですね。

桑折 コロナで、おかわりがお客さんのセルフサービスではなくなって、役に立たなくなっちゃいましたけどね(苦笑)。かなりの特技だったんですけど。

ごはんおかわりロボ

――店には今、ボタンを押すとご飯を盛ってくれる「ごはんおかわりロボ」が導入されています。長いバイト歴の中でもかなり革命的な出来事だったのでは?


桑折 あれが店に来たときは、従業員はみんな大喜びでしたよ。「すげえ!」って。セルフとロボの導入の間の期間は、おかわりするとき、その都度店員が運んでいたんです。オペレーション的にも結構な手間で。お客さんもいちいち店員を呼ぶのでおかわりしづらかったんじゃないかな。明らかに導入後はご飯の減る量が増えましたからね。

――お客さんにも、めちゃくちゃおかわりする人がいたりしますか?

桑折 いますねえ。大学生くらいの男の子が団体でやってきたりするのも店員的には焦りますね。「ヤバい、ご飯炊かなきゃ!」みたいな(笑)。美味しいごはんにこだわる「やよい軒」では、残ったご飯を翌日の営業には持ち越せないんで、炊きすぎてもいけない。その辺が難しいんですよ。

【後編はこちら】レアレア桑折が語る「2度目の緊急事態宣言下のやよい軒」

▽レアレア・桑折正之
2003年 4月にコンビ結成。ボケ担当『とんねるずのみなさんのおかげでした』のコーナー『博士と助手~細かすぎて伝わらないモノマネ選手権~』で、コンビで亀田史郎・亀田興毅親子のモノマネを披露し話題になった。

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